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日本と中国の歴史をひも解くシリーズ

6万体の骨がある集団墓地、
死者の中には10歳の子供も:
歴史を忘れず、国の恥を忘れずに
腾讯网  2021年11月12日
6万具尸骨的万人坑,死者还有10岁的孩童:
铭记历史,勿忘国耻

  中国語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2021年11月16日




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 現代中国の歴史は、屈辱の歴史であると言われている。 1840年にイギリスによって開国されて以来、100年の間、中国国内では戦争が絶えず、当時の弱小国の発言力が評価されない時代が続いていた。

 そして、その100年の歴史の中で最も熾烈な戦いとなったのが、中国の歴史に新たな局面をもたらした日本との「14年抗争」である。 しかし、その歴史は忘れられるべきではなく、日本が我が国で犯した犯罪は地面から持ち上げられるべきであり、前進する歴史の歯車が日本の非人道的な行為を泥の中に埋もれさせてはならない。



 1931年から1945年の間、日本は中国の占領地でやりたい放題のことをしていた。その中でも南京大虐殺は最悪であったが、それ以外にも埋もれていたものがたくさんあり、幸いにも真実は必ず明らかになる。

 山西省は全省の39.1%を占める石炭資源の豊富な省である。118の県・郷のうち98の県・郷が鉱物資源に恵まれており、私たちが知っている大同の炭鉱も山西省にある。 それだけでなく、山西省には様々な種類の炭鉱があり、品質も良いため、我が国にとっては宝の山である。

 一方、日本も鉱物資源は豊富だが、鉱床が小さすぎて不純物が多く、そのほとんどが「鶏の巣鉱山」であり、採掘価値のある大規模で優良な鉱山はない。 そのため、山西省の鉱物が彼らの目には「肉じゃが」のように映り、1938年頃(注:南京大虐殺の翌年)に山西省を占領してから石炭を採掘するようになった。

 1960年代、中国の考古学者が山西省大同市に遠征した際、大同炭鉱で発見した集団墓地には、不完全な統計によると約6万体の骨格があり、当時、世界に衝撃を与えた。



 そして、私たちが知っている南京大虐殺や、考古学チームが大同炭鉱で発見したものよりも、もしかしたらもっと真実があるかもしれないということが明らかになった。

 第二次世界大戦中、日本が中国国内でどのような犯罪を犯したのか、今になって明らかになった真実を世界に向けて発信していきたい。

 生存者の記憶によると、日本軍が山西省を占領した後、ノンストップで炭鉱を開き始め、何万人もの中国人を昼夜問わず炭鉱で働かせたという。



 食べられるものは腐った葉や腐った根ばかりで、臭くて酸っぱい水を飲み、休む場所もなく、休む必要もなかった。

 冬の寒い時期には、日本人が服を与えないので、素っ裸で働かなければならなかった。日本人の目には、中国人は飼っているペットよりもひどい存在に映ったのだろう。

 抵抗して逃げようとした人もいたが、結局、銃で撃たれるか、殴られるかのどちらかで、銃で撃たれた方は、このような非人間的な拷問を受けずに済んだので「ラッキー」であたが、殴られた後は、それまで以上に過酷な労働を続けなければならず、傷口を見てくれる人も、病気になっても治療してくれる人もいなかった。



 生き残った村人にインタビューしたところ、炭鉱では病気で働けない人がいると、日本人は坑内に放り込んで、ゆっくりと死なせたそうだ。

 その後、「死体引き取り隊」が結成され、穴は徐々に埋められ、上の穴では幅6.7メートル、深さ40メートル、下の穴では幅4.5メートル、深さ70メートルの集団墓地になっていることが、考古学チームの発見でわかった。 若者やお年寄り、10歳くらいの子供たちが埋まっていて、6万人の同胞が埋まっていた。

 捕らえられた同胞たちは、床に草が敷かれているだけの気密性の高い暗い部屋に詰め込まれていたという。 このような環境では、疫病が発生しやすく、日本側もそれを想定していなかったとは思えない。



 でも、とにかく男たちをまとめておいたのはなぜ? なぜなら、日本軍は中国人が死ぬことなど微塵も気にせず、自分たちに大きな利益をもたらす鉱物のことしか考えていなかったからだ。

 実際に流行していたのが、日本軍は「死体引き取り隊」が炭鉱や畑を走り回って、何度も何度も引き取っては捨てていただけで、こんな恐ろしいことは言葉では言い表せないと思う。

 このような事実が言葉だけで表現されているのは悲しいことだ。

 当時、山西省の同胞たちはこのような地獄のような生活をしていて、弱い者は耐え切れずに天国に行き、まだ地獄のような生活をしている者は耐え続け、こうして日本軍は同胞の命を利用して、何度も何度も鉱物で富を得ていたのである。



 日本が大同を占領していた数年間に、同胞の命をかけて得た石炭は合計1400万トン、そのうち6万人が250トンの石炭と引き換えに命を落とした。

 坑道の中は暗いが、坑道の外の世界は黒い雲に覆われていない。 しかし、日の目を見るために、強い国を見るために、そして日本人が犯した凶悪な犯罪を世界に伝えるために、歯を食いしばって我慢した人たちがいたのである。

 1960年代に私たちが集団墓地を発見してから、大同鉱物局の全面的な支援のもと、北京自然博物館や中国科学院考古学研究所など専門分野の専門家が集まって調査チームを結成し、集団墓地の調査や骨の整理を行ってきた。



 1969年には階級教育のための展示館が建設され、その後2005年に改装され、2010年には愛国教育基地としてリニューアルオープンした。 新しい世代の私たちは、このような歴史を知っておくべきであり、愛国教育の拠点は、私たちにインスピレーションを与え続け、国の恥を忘れず、真実を語ることを思い出させてくれる場所であり、これからも訪れていくべき場所である。

 今日の中国は過去とは異なり、世界の発展の先頭に立ち、国家の繁栄と人々の幸福のために国家が一致団結し、100年前のような弱小国家ではなくなっている。 私たちは宇宙技術を進歩させ、火星探査への道を開いた。

 私たちには強力な軍事力、先進的な軍備、献身的な中国の兵士たちがいる。また、普通の立場にありながら、常に夢を実現しようと努力している一般の人々もいる。



 今日の中国は、歴史を忘れることも、日本人の罪を簡単に許すことも許さないだろう。 私たちは、より多くの真実を塵の中から浮かび上がらせ、日本に「悪には報いがある」こと、そして中国で犯した罪は時が経っても消えないことをはっきりと伝えなければならないのだ。

免責事項:本記事はTencent News Clientの自社メディアによるものであり、QQ.comの見解や立場を示すものではない。


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