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カンボジア、中国のシノファーム社製
COVID-19ワクチンの新ロットを受領
新華社/GT 2021年6月13日
Cambodia receives new batch of
China's Sinopharm COVID-19 vaccine

 Xinhua/GT 13 June 2021

翻訳:青山貞一 (東京都市大学名誉教授)
 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年6月14日 公開
 

2021年6月12日に撮影された写真は、カンボジア・プノンペンのプノンペン国際空港に到着した中国製COVID-19ワクチンの箱である。カンボジアは土曜日に中国のシノファーム社製COVID-19ワクチンの別のバッチを受け取り、東南アジアの国の予防接種活動を後押しした。Photo:Xinhua(新華社)


2021年6月12日、カンボジア・プノンペンのプノンペン国際空港で、中国製COVID-19ワクチンの箱を輸送する作業員。Photo:Xinhua(新華社)

本文

 カンボジアは土曜日、中国のシノファーム社製COVID-19ワクチンの別のバッチを受け取り、東南アジアの国の予防接種活動を後押しした。

 プノンペン国際空港でワクチンの到着を歓迎したカンボジア保健省のYok Sambath長官によると、このワクチンは中国の製薬会社シノファームから購入したものだという。

 「これは、カンボジアと中国の揺るぎない鉄壁の友情を示す新たな証しです」と語った。

 カンボジアはこれまでに、中国や世界保健機関のCOVAX Facilityから800万回分以上のCOVID-19ワクチンを入手している。

 王国では、2月10日からCOVID-19対策の予防接種を開始した。

 保健省の国務長官兼報道官であるOr Vandine氏によると、これまでに王国では約522万人分のワクチンが接種され、239万人が2回の接種で完全に予防接種を受けたという。

 カンボジアでは、今年末から遅くとも来年初めまでに、人口1,600万人のうち少なくとも1,000万人に接種することを目標にしているとのことだ。

 保健省によると、カンボジアでは土曜日に新たに638件のCOVID-19の症例が登録され、全国の症例数は37,959件、死亡者数は320人、回復者数は31,222人となっている。