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イタリア上院、米国による
封鎖に反対する動議を承認
teleSUR 2021年4月14日
Italys senate approves motion against US blockade
Prensa Latina 14 April 2021

翻訳:池田こみち Komichi Ikeda(環境総合研究所顧問)
独立系メディア E-wave Tokyo 2021年4月19日 公開

 



 ローマ 4月14日(Prensa Latina)キューバ大使館の発表によると、イタリア上院は14日、米国の対キューバ経済・商業・金融封鎖の解除を支持する動議を承認した。

 ローマの外交団が発表した投票結果の公式要約によると、混合グループ「自由と平等」のパオラ・ヌグネス上院議員とロレダナ・デ・ペトリス上院議員が最初の署名者として提出したこのイニシアチブは、賛成173票、反対12票、棄権9票で承認された。

 この動議は、キューバ政府に対し、欧州連合(EU)および国連をはじめとする多国間組織において、米国によるキューバへの制裁措置を効果的に排除することを約束するよう求めている。

 一方、キューバのホセ・カルロス・ロドリゲス大使は、このイニシアティブを推進した上院議員と賛成票を投じた上院議員に対し、米国によるキューバ国民への一方的な封鎖の撤廃に向けた国際的な行動を強化するための貴重な支援に感謝の意を表したと報道されている。

 投票に先立ち、デ・ペトリス議員は議会のRAIポータルラジオに対し、「イタリアは常にキューバの友人であり、教皇フランシスコの訴えに従い、この動議はイタリア政府がEUと連携してキューバに対する不当な封鎖の解除に向けて動員することを求めるものである」と表明した。