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国連安保理ウクライナに関する会合を開催、
中国とロシアは拒否反応

El Consejo de Seguridad de ONU celebra una reunión
sobre Ucrania, con rechazo de China y Rusia

スプートニク・ワールド 2022年1月31日

スペイン語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年2月1日
 

国連ロゴ - スプートニク・ワールド、1920年、2022.01.31
© REUTERS / Mike Segar


本文

 国連(スプートニク) -

 国連(UN)安全保障理事会は、ロシアと中国が反対するウクライナ危機に関する公開会議の開催を承認した。

 開催に賛成したのは10名、反対は2名、棄権は3名であった。

 ローズマリー・ディカルロ国連政治・平和構築担当事務次長は、すべての当事者に対し、ウクライナ危機に関する挑発的なレトリックを控え、外交的解決の模索に注力するよう呼びかけた。

 「我々は、すべての関係者がこうした努力の上に立ち、誠実に関与することによって外交的解決を目指すことに集中し続けることを求めることを期待する。我々はさらに、外交が成功する機会を最大化するために、すべての関係者が暴言や挑発的な行動を控えるよう求める」と、国連安全保障理事会の会合でディカルロ氏は述べた。

 米国は、ロシアがウクライナ関連の危機を解決するために、紛争ではなく外交の道を選ぶことを望んでいると、リンダ・トーマス=グリーンフィールド国連大使は述べた。

 「ロシアがウクライナで紛争よりも外交の道を選ぶことを、私たちは引き続き願っています。しかし、ただ待っているだけではだめだ」と、安全保障理事会で述べた。

 Thomas-Greenfield氏は、ワシントンはロシアの欧州における安全保障上の懸念に耳を傾け、そのためロシアに「交渉の場で議論する機会」を与えたと強調した。

 ウクライナと西側諸国は、ウクライナ国境付近でのロシアの軍事活動の激化を懸念しており、これは侵略のための準備と解釈していると述べている。

NATOとウクライナの国旗 - Sputnik World, 1920, 30.01.2022
インターナショナル

 ロシアは、ウクライナを安全強化に引きずり込もうとするNATOの無益な試みを警告している。

 昨日 ロシアはこのような疑念を否定し、むしろ北大西洋条約機構(NATO)が国境付近で軍事活動を活発化させていることを非難し、自国の安全保障に対する脅威と見ている。

 また、自国の領土内で軍を自由に移動させる権利も守っている。

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相によると、西側が推進するウクライナに関する「ヒステリー」は、キエフがドンバス紛争の平和的解決の道を開く「ミンスク合意」を妨害したことを覆い隠すのが目的であることを、ロシアは排除しない。