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セルビア大統領
ウクライナ紛争はすでに世界大戦。
西側世界全体がウクライナ経由
でロシアと戦っている

Ukraine conflict is already a world war – Serbia
The entire Western world is fighting Russia via Ukraine,
Aleksandar Vucic has said

RT War in Ukraine- #1164  15 July 2022


翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年7月16日


ウクライナ紛争はすでに世界大戦である-セルビア
セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領。© AP / Darko Vojinovic


本文

 セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は水曜、地元メディアに対し、西側諸国がキーウの代理人を通じてロシアと戦っていることから、ウクライナ紛争は事実上すでに世界大戦である、と語った。

 「世界大戦の中で、西側世界全体が、ウクライナ人を介してロシアと戦っていることを理解すべきである。これは世界的な紛争である」とピンクTVのインタビューで語った。

 大統領は、現在進行中の世界規模の戦争が最も懸念されることであり、悪化の一途をたどるという見方を示した。

 また、ウクライナでの紛争がバルカン半島にも影響を与えているとし、セルビアはこの地域の平和を守るために最善を尽くすと繰り返した。

 さらにヴチッチ氏は、ロシアがウクライナ東部でさらに地歩を固めた後、プーチン大統領がある 「提案」をもって西側諸国にアプローチしてくると考えている。

 「何が待っているか」はわかっている。プーチン大統領は、セヴェルスク、バフムト、ソレダールでの仕事を終え、第二線スラヴィアンスク-クラマトルスク-アヴデフカに到達した後、すぐにある提案を出してくるだろう。

 そして、もし彼ら(西側諸国)がそれを受け入れないなら、- 受け入れないだろうが - 大混乱に陥るだろう」と、構想の詳細は明らかにせずに予測した。

 
セルビア大統領はまた、自国がロシアや中国と緊密な関係を維持していることに注意を促し、そうした政策を追求することは、今のベオグラードにとって容易なことではないとも付け加えた。

 セルビアのアレクサンダル・ヴーリン内相が7月上旬、ロシアとの紛争で「NATOの歩兵」になることを強いるのではなく、1999年の空爆作戦についてベオグラードに謝罪すべきだと述べたことを受け、ブチッチ氏のコメントが発表された。