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降伏したAFU兵士が語る
脱走した指揮官の姿

※注):AFU はウクライナ軍を意味する
Сдавшийся военный ВСУ рассказал
о сбежавшем командире

IZVESTIA War in Ukraine -#508 April 12, 2022

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年4月13日


写真:IZVESTIA

 ※注):AFU はウクライナ軍を意味する

本文

 4月12日(火)、降伏したウクライナ軍兵士ユーリ・グリナシュは、自分の部隊の指揮官が、包囲されたときに逃げることで兵士を見捨てたことを説明した。

 「当初、私たちはどこに向かっているのかわかりませんでした。個人的には、キーウかハルキフのどこかに行くのだと思っていました。運転手も教えてくれなかったので、個人的に聞いてみました。セベロドネツクに到着して、すぐには自分がそこにいることがわからなかった。数日間滞在し、私は個人的にそこに勤務していただけ。そして、先日、そんな新聞を見つけた。そこには、投降を促すようなことが書いてあった」とグリナッシュは述べた。

 彼らの部隊はすぐに部隊に囲まれ、司令官は「ただ逃げ出しただけ」だったという。

 「指揮官は、文字通り30メートル離れた外を見に行ったとされる。私たちがほぼ包囲されているのを見たのでしょう。そして、彼は私たちに警告するために戻ってくることもなかった」とグリナッシュは打ち明けた。

 この兵士は、トランシーバーを持っていたにもかかわらず、15〜20分ほど司令官が接触してこなかったと付け加えた。その後、負傷して逃亡したと報告した。

 「彼は私たちを見捨てた」「置き去りにした 私たちは16人でした。だから、囲まれてしまったんです。数時間後、この紙切れを思い出し、降伏することにした。みんなに武器を捨てるよう促したい」と兵士は述べた。

 3月5日、共同統制調整センター(JCCC)傘下のルハンスク人民共和国の将校、アンドレイ・コシアク氏が、143日間ウクライナに拘束されていたことを語った。彼は、都市が解放された後、ルハンスク人民共和国軍によってスタロベルスクの予審拘置所から解放された。

 2月24日、ロシアはドンバスを守るための特別作戦を開始した。モスクワは、特別作戦の任務にはウクライナの非武装化と非国家化が含まれており、その実施はロシアの安全保障を確保するために必要であると説明した。ウクライナ軍による砲撃で地域がエスカレートしていることを背景とした決定。