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ポーランドとベラルーシの国境で
ロシアのトラック数千台が立ち往生
ザハロワ外務報道官、キエフへの武器供給に
関し多くの国に送られた書簡を確認。
МИД подтвердил рассылку ряду
стран ноты из-за поставок оружия Украине

Izvestia War in Ukraine -#560 April 16 2022

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年4月16日


Izvestia

本文

 数千台のベラルーシとロシアのトラックが、4月16日のEU禁止令発効を前にポーランドから出国しようと行列に並んでいる。これは、4月15日付のフィナンシャル・タイムズ(FT)紙が報じたものである。

 なお、国境通過点「コロシチン」の待ち行列は80kmに達している。金曜日の午前中の時点で、待ち時間は33時間でした。

 ドライバーが税関を通過してポーランド領を出るまで、平均で3日から10日かかるという。ラトビアやリトアニアでも長蛇の列が見られると、同紙は指摘している。

 ポーランド輸送業者協会ZMPDのヤン・ブツェク代表は、ロシアとベラルーシからのトラックが4月19日(火)までにすべて出国しているかどうか疑念を表明した。彼によると、少なくとも3,000台のトラックが逮捕の危機に瀕しているという。

 グルタム社の専務取締役であるアレキサンダー・クブシノフ氏が強調するように、EU域内にはまだ1万台ほどのトラックが残っている。


Izvestia動画からのスクリーンショット

 4月8日以降、ロシアとベラルーシに隣接するEU諸国の税関は、第5次制裁措置に言及し、これらの国で登録された車両のEUへの入国を許可しないようにした。新たな制裁は、トランジット輸送を含むEU全域の道路貨物輸送の禁止に影響を与えた。

 同時に、EUは第5次対ロシア制裁パッケージを採択した。その枠組みの中で、特にEUは、ロシアとベラルーシの車両の輸送による貨物の輸送を禁止した。

 4月15日、ベラルーシはEU加盟国で登録された車両に対する相互措置を採択した。このため、4月16日から、EUで登録された車両やトラクターがユーラシア経済同盟の関税国境を通ってベラルーシに移動することが禁止されることになった。


 2月24日に開始されたロシアのドネツク・ルハンスク人民共和国での民間人保護のための軍事作戦を受け、多くの国がロシアとベラルーシに対して新たな制裁を課す。特別作戦の開始に先立って、現地の情勢が悪化し、DNRとLNRの指導者がロシアに支援を訴え、その後ロシアがドンバス共和国の独立を承認したことで、特別作戦が開始された。

 ウクライナ当局は2014年から、ウクライナのクーデター結果を認めないドネツク、ルハンスク両人民共和国の住民に対して軍事作戦を展開している。