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バイデン氏:
ウクライナへの安全保障支援に
使用できる資金をほぼ
使い果たしたと発言

Biden Says Nearly Exhausted Funding
That Can Be Used to Provide Security Aid to Ukraine

Sputnik War in Ukraine - #784
May 7 2022


翻訳:池田こみち(E-wave Tokyo共同代表)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年5月7日


バイデン大統領© AP Photo / Ted S. Warren

本文

 アメリカのジョー・バイデン大統領は、金曜日、ウクライナに対する追加の安全保障支援として、砲弾やレーダーなどの装備を承認したと述べた。特別作戦の開始以来、ワシントンはウクライナに34億ドル以上の安全保障支援を約束してきた。

 先週、バイデン氏は議会にキエフへの更なる330億ドルの支援を要請し、そのうち200億ドルは安全保障支援に充てられるという。

 ロシアは、アメリカとNATOが実際に紛争を終わらせようとするならば、キエフ政権に武器を送り込むのをやめるべきだ、と述べた。セルゲイ・ラブロフ外相は以前、武器が悪人の手に渡る可能性もあると警告していた。

 日曜日、ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官は、ウクライナの都市オデッサに近い軍事飛行場で、米国と欧州からウクライナに届けられた武器と弾薬の格納庫が、ロシアの高精度オニックス・ミサイルで破壊されたと発表した。

 ロシアは、ドネツクおよびルガンスク人民共和国(DPRおよびLPR)に対するキエフ軍の攻撃が激化する中、2月にウクライナで特別軍事作戦を開始しした。プーチン大統領は、8年に及ぶドンバスでの戦争を止めるために作戦を開始したと強調し、ロシアの目標は「非軍事化と非ナチ化」であると指摘した。

■緊急ニュース 
 ロシア国防省(MoD)は、ウクライナのハリコフ地方で、モスクワが進行中の特別軍事作戦の一環として、米国と欧州の軍用機材が大量に破壊されたと発表した。