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国連安保理
理事会再選挙で2カ国が初当選

安理会改选,两国首次当选
 
新華社 / Ria Novosti / shobserver
 War in Ukraine #2295 1Jan 2023


中国語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2023年1月2日

2023-01-01 16:22  新華社

本文

 2023年1月1日付のRIA Novostiの報道によると、日本、エクアドル、スイス、モザンビーク、マルタが1月1日から2023-2024年の国連安全保障理事会の非常任理事国になった。

 これらの国は、アイルランド、ケニア、メキシコ、ノルウェー、インドに代わるもの。

 一方、モザンビークとスイスは、史上初めて国連安全保障理事会に名を連ねた。

 国際危機グループ分析センターの専門家、リチャード・ゴーガン氏は、「安保理全体の雰囲気は、ロシアとウクライナの対立で損なわれている」と指摘する。

 このような背景から、選出されたメンバーは、特に5つの常任理事国が分裂している問題に関して、理事会外交を推進する上で重要な役割を担っている」。

 また、退任するアイルランドとノルウェーは、2022年の理事会外交において、アフガニスタン、ボスニア、シリアなどの問題で、特に重要な役割を果たしたと述べた。

 「2023年においても、選挙で選ばれたメンバーは、地政学的に深刻な緊張状態にあるときに、敏感な問題に対して妥協を求めるという、同様の役割を果たすと思う」と指摘した。

 専門家は、これらの新理事国の中には、国連が自分たちの地域の状況について行動することを望んでいると考えている。 安全保障理事会は、国際連合の常設機関で、主に国際的な平和と安全の維持を担っているとされる。

 常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国の計15カ国から構成されている。 ロシア、米国、英国、中国、フランスが常任理事国であり、拒否権を持つ。 残りの10カ国は、2年間の任期で選出される。

 ブラジル、アラブ首長国連邦、アルバニア、ガーナ、ガボンは2022年から2023年までの国連非常任理事国であ。

コラムニスト:秦鴻 テキストエディタ:Lu Xiaochuan 記事作成者:リファレンスニュース タイトル写真提供:新華社通信 フォトエディター:Yong Kai