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露国防省、ウクライナにある
生物学研究所における
米国の活動について発表

 
コロナウイルス、HIV感染症、
ナノテクノロジー

Sputnik 日本  War in Ukraine #2588 30 Jan 2023
 

フランス語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2023年1月31日

2023年1月31日, 01:50 実験室 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2023 © Sputnik / MIkail Voskresensky / メディアバンクへ移行

本文

 ロシア軍の放射線・化学・生物学防護部隊を率いるイーゴリ・キリロフ中将は記者会見で、ウクライナにある生物学研究所における米国の活動について語り、特殊軍事作戦の期間中にロシア軍がウクライナにおける米国の軍事生物学プログラムに関する2万点を超える文書や資料を入手したことを明らかにした。

 キリロフ氏によると、2015年から米非営利団体エコヘルス・アライアンスの専門家たちはコウモリの個体群の多様性、コロナウイルスの新株の探索、それが動物から人に感染するメカニズムを研究していた。

 合わせてコウモリ2500匹超が調査されたという。

 キリロフ氏はまた、2019年から米国の専門家らがHIV感染症の実験を行い、そのターゲットグループが受刑者や麻薬中毒者、さらにウクライナ軍兵士だったことを明らかにした。

 また、ナノテクノロジーを基盤としてつくられた筋肉疲労を軽減するための薬の研究が、ウクライナ兵士を対象にして違法に行われていた。これは「水溶性C60フラーレンを使って兵士の骨格筋の疲労を軽減するための初期の臨床試験」に関することだという。

 かつて世界の科学界では、C60フラーレンがDNA分子にとって潜在的に危険であることを示すコンピュータシミュレーションのデータが提示されている。


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 キリロフ氏はまた、米国は生物学研究所の活動をウクライナからポーランド及びバルト諸国に移行させていると述べた。

 同氏は、ウクライナ兵を対象にした生物実験に関係している者たちの行為を法的に評価する必要があると指摘した。


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