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旧中山道、信州 宿場探訪

茂田井宿(旧立科町)3

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

May 15, 2015
Alternative Media E-wave Tokyo
無断転載禁
信州 宿場探訪 (中山道 長久保宿〜望月宿)
長久保宿 1 長久保宿 2 長安寺 笠取峠・芦田宿
茂田井宿 1 茂田井宿 2 茂田井宿 3 望月宿1
望月宿 2 望月氏・望月城跡 城光院 大伴神社
望月資料館 1 望月資料館 2 望月資料館 3

 下は茂田井宿で入手したパンフレットの一部です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-5-4


  以下は中山道を京都から江戸に向かって車を走らせ動画を撮影したものです。



出典:青山貞一 JVC GZE254

 以下は中山道を江戸から京都に向かって車を走らせ動画を撮影したものです。


出典:青山貞一 JVC GZE254

 動画には造り酒屋が沢山映っていましたが、下は大澤酒造の蔵元です。杉玉が軒にぶるさがっています。


大澤酒造の蔵元   出典:Wikipedia

 下は杉玉のある家です。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-5-4

◆杉玉(すぎたま)

 スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物です。酒林(さかばやし)とも呼ばれています。

 日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たします。「搾りを始めました」という意味でもあります。

 吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としていますが、やがて枯れて茶色がかってきます。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語ります。


杉玉


杉玉

 今日では、酒屋の看板のように受け取られがちですが、元々は酒の神様に感謝を捧げるものであったとされています。

 起源は、酒神・大神神社の三輪山のスギにあやかったといういます。俗に一休の作とされるうた「極楽は何処の里と思ひしに杉葉立てたる又六が門」は、杉玉をうたったものです。

 スギの葉は酒の腐敗をなおすからスギの葉をつるすという説もあります。

出典:Wikipedia

 なお、以下は江戸側のはずれにあります神明社です。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-5-4

 なお、ホームページに以下の長和町観光協会が企画された「佐久から下諏訪の旧中山道歩こう」がありました。このような企画に参加できると説明を受けながら宿場見学ができすばらしいと思います。長和町のふれあいの湯、やすらぎの湯で使える日帰り券付きなので、日帰り温泉ファンにももってこいの企画です!

佐久から下諏訪の旧中山道歩こう 長和町観光協会が企画
 2014/05/08 10:20

 長和町の信州・長和町観光協会は18日、佐久市、立科町境の茂田井間(あい)の宿から下諏訪町の下諏訪宿間の旧中山道約35キロを4回に分けて歩くツアーを始める。

 初回は茂田井間の宿から長和町の長久保宿までの約8キロで、10月までの各回の参加者を募集している。

 同観光協会によると、中山道を舞台にした浅田次郎さんの小説「一路」が2013年に出版されたこともあり、旧中山道を歩く観光客が増えている。沿道には普段は公開していない施設や説明板がない場所もあるため、町教育委員会職員の解説を聞きながら歩いてもらおうと企画した。

 18日は午前9時に長和町古町の道の駅「マルメロの駅ながと」に集合し、バスで茂田井間の宿に移動。休憩を挟みながら約5時間かけて芦田宿(立科町)、笠取峠(立科、長和両町境)を経由し、長久保宿まで約8キロを歩く。普段は一般公開されていない県宝の旧芦田宿本陣土屋家住宅を見学する。

 6月14日は長久保宿から和田宿(長和町)まで約9キロ、9月7日は和田宿付近から和田峠の西餅屋(下諏訪町)まで約12キロ、10月26日は西餅屋から下諏訪宿まで約6キロをそれぞれ歩く。

 参加費は1回1800円。長和町のふれあいの湯、やすらぎの湯で使える日帰り券付き。昼食、飲み物は持参する。各回の10日前までに申し込みが必要。問い合わせは信州・長和町観光協会(電話0268・68・0006)へ。

出典:中山道を歩くツアーのチラシ


つづく