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 神秘のジャワ島巨大仏教遺跡視察
   
準備と出発

 青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年1月31日
独立系メディア E−wave Tokyo
 
無断転載禁
@ 準備と出発 A ジョグジャカルタ到着 B ジャワ島のジョグジャカルタ
C ジャワ島の大地震   D ジャワ島の東にある島々   E 民族・言語と宗教
F 滞在先ホテル1 G 滞在先ホテル2 H 滞在先ホテル3

 ミャンマーのバガン遺跡視察から帰国して以来、ぜひともバガンとともに東南アジアの三大仏教遺跡の他の巨大遺跡を視察したいという衝動にかられました。


出典:NHKスペシャル アジア巨大遺跡 黄金の仏塔
    祈りの都 〜ミャンマー バガン遺跡より

 下は東南アジアの三大巨大仏教遺跡です。

◆東南アジア三大仏教遺跡:

   バガン       (ミャンマー)  上座部仏教

   ボロブドゥール  (インドネシア) 大乗仏教


   アンコールワット (カンボジア)  大乗仏教



 とりわけインドネシアのジョグジャカルタにある
ボロブドゥール寺院遺跡を、ぜひ訪問してみたいと考えました。

 そこでいつものように、何はともあれ、リーズナブルな航空券の入手を先行しました。日程は青山の大学講義に支障がない日程を考え、11月中旬で合計5日間程度で往復するエア・チケットを検索しました。

 すると、マレーシアを拠点とするいわゆるLCC(格安航空)のエア・アジア(Air Asia)のチケットが3万円台で入手できることが分かりました。しかも、成田ではなく羽田からの出発そして帰国です。

 ただし、今回はミャンマーのときのように、10日間以上の日程をとりヤンゴン、マンダレー、インワ、バガンを回るような視察は無理です。そこで、現地にせいぜい3日間滞在する短期の視察を前提に、航空券とホテルの予約を行いました。

 ボロブドゥール寺院遺跡があるのは、インドネシアのジャワ島中部のジョグジャカルタ市の北西部です。ジョグジャカルタ市はインドネシアの首都でないため、マレーシアのクアラルンプールから直接ジョグジャカルタ空港に入ると、ビザが必要という情報がありました。しかし、観光であれば短期の旅行は、ジョグジャカルタ空港でもビザが不要なことがわかりました。

下の写真はそのボロブドゥール寺院遺跡です。


ジョグジャカルタの北西にあるボロブドゥール寺院遺跡群 出典:Wikipedia


 宿泊するホテルについては、ボロブドゥール寺院遺跡の直近にあるホテル・マノハラに2連泊し、ボロブドゥール寺院同様、世界遺産のヒンズー教の巨大寺院遺跡、プランバナン寺院近くでもう一泊することとしました。

 かくして2016年11月16日深夜に羽田空港を経ち、マレーシアのクアラルンプールでトランジットし、翌実の11月17日昼に、ジョグジャカルタ空港に到着しました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-16

 エア・アジアを使う場合、マレーシア空港では、マレーシア航空などのターミナル(Klia)とまったく別のターミナル(Klia2)を使用します。両ターミナルはいったん外に出ないと行き来できないので注意が必要です。

 なお、LCCのエア・アジアについて詳しく知りたい方は以下の論考をお読みください。詳細が分かります。特に注意すべきことは、エア・アジアを使いマレーシアのクアラルンプールを経由(トランジット)とし、東南アジアの他の諸都市に行く場合です。今回もそれに相当します。

 この場合には、クアラルンプール空港で10時間を超すトランジットアが入ることが多いのです。5時間程度ならまだしも、10時間を超す場合にはどうしてもトランジットホテルに泊まらざるを得ません。しかも、多くの場合、いったん国際空港を出てクアラルンプール市内の安いホテルに泊まることができません。

 したがって、日程そしてトランジットホテルの利用料を考慮して、
LCCのエア・アジアを選択しないと後悔することになります。その場合には、あえてLCCのエア・アジアではなく、マレーシア航空はじめタイ空港など盗難アジア系の他の航空会社を選んだ方が時間も費用も少なくなる可能性があります。


 なお、それ以外にも機内に持ち込まない大きな荷物には、重量により別途料金がかかる、原則として飲食物も機内にもちこめないなどさまざまな制約があります。それらについて以下に詳しく書きましたので、ご覧ください。

 青山貞一:LCC エア・アジア搭乗記



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-16


つづく