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千葉県北東部寺社短訪
日枝神社3匝瑳市)


青山貞一 Teiichi Aoyama・池田こみち Komichi Ikeda
2021年11月19日視察 2021年11月24日公開
独立系メディア E-wave Tokyo
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日枝神社の本殿前面上の彫刻
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9990 2021年11月19日




日枝神社の本殿の彫刻
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9990 2021年11月19日



日枝神社の本殿の彫刻
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9990 2021年11月19日




日枝神社の本殿の彫刻
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9990 2021年11月19日




日枝神社の本殿の彫刻
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9990 2021年11月19日



日枝神社の本殿の側背面
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9990 2021年11月19日


 ところで、現地だけでなく帰宅後も、匝瑳市野日枝神社について徹底的に調べたが、創建年、由緒(歴史)など全く不明。Webにも情報はない。

 日枝神社の近くにあり前回訪問し調査した飯高神社の創建年が平安時代なので、ひょっとするとこの日枝神社もそれくらい古いのかもしれない。

 もし、そうなら、非常に貴重な遺産であり建築物なので、匝瑳市はもとより、千葉県、文化庁などが、最低限神社の由来、創建年、主神、創建やその後の保守などに関わった人々をまとめて、神社の近くに解説板くらいつけて欲しいものだ。


 
 帰京後、池田が電話で匝瑳市野教育委員会に日枝神社についての情報の有無を確認した。


青山さん

おはようございます。匝瑳市教育委員会生涯学習担当(増田さん:男性)に問い合わせ行いました。

結論的には、これから調べてみるけれど提供できる情報があるかどうか分からないので折り返し連絡する、ということで全く期待薄です。

驚いたことに、「どのような情報が必要なのでしょうか」というのです。仕方がないので、一般的に神社に関する情報と言えば、縁起、創建年代、建築様式、彫刻の特徴その他でしょう、と言ったら、そのような情報があるかどうかわかりません、ということでした。

が、今電話があって、当時八日市場市の担当者に聞いたところ、「八日市場市史」という本がまとめられていて、その中に2頁ほど記載があった、とのことで、その部分をPDFでメールしてもらうことになりました。

良かったです。案外対応が早かった。まー、閑なんでしょうけどね。

ということでした。メールが来たら連絡します。

池田


 以下は最終的に匝瑳市教育委員会生涯学習担当から送られてきた日枝神社に関連するPDFをテキスト化したものである。ただし神社の創建年は依然として不明である。

 青山が全国各地の日枝神社、日吉神社などを調べたところ、平安年間が多いので、おそらく匝瑳市の日枝神社swも灯篭や鳥居は江戸年間でも平安年間の可能性がある。

 池田は匝瑳市教育委員会生涯学習担当にぜひ、以下の内容をもとに日枝神社の匝瑳市教育委員会の解説版を匝瑳市教育委員会にたてて欲しいと伝えました。

 市町村合併によってこうした貴重な歴史遺産がぽっかりと忘れられたり放置される事態は他にもあると思うが、教育委員会は地域の大切な資源としてしっかり保護・保全するとともに、記録や資料の公開、提供を怠らないようにしてもらいたいものだ。


八日市場市史 599~560頁

7 飯高地区

日枝神社

 安久山字入(22の1番地)にある。安久山の鎮守で、古くは山王社、山王宮などと呼ばれた。江戸時代には円静寺で管理されていた。

 「神社明細帳」には、社殿間口三尺・奥行三尺、拝殿間口三間半・奥行間口二間、境内60坪、氏子数103人とある。

 文政四年(1821)六月に建てられた石造りの鳥居(明神)をくぐると、天保十一年(1840)四月に建てられた石灯籠、さらに四十段の石段を登ると正面に拝殿・本殿、右側に手洗舎・手洗石がある。石段は「安永六年丁酉年(1777)二月大吉辰」に造られた。本殿には玉垣がまわっている。本殿の屋根は銅板葺き、流れ造り、江戸時代後期の建造。神紋は、右三ッ巴。祭礼は一月十五日の御奉謝がある。

○鳥居(1821年)
 (右側の右側面)遠近施入 士女 当所若者中
         諸願成弁 願主
 (左側の左側面)文政二二年歳舎辛巳六月摩訶吉辰
         当山二十九世 詮量日栖代

○石灯籠(一対 総高243cm 1840年)

 (右側のもの) 右側面 四月上吉日
         正 面 御神燈
         左側面 天保十一稔子
         裏 面 三十一世 日元代
 (左側のもの) 碑文は右側のものと同内容

  ※基段部に近村の奉納者名が刻まれている。

○石灯籠(一対 本殿前にある 総高 171cm 1795年)

 (右側のもの) 右側面 施主 近村信男女
         正 面 奉納 御宝前
         左側面 寛政七乙卯戴
         裏 面 二十六世 日処代
 (左側のもの) 碑文は右側のものと同内容

○手洗石(タテ38cm、ヨコ38cm、幅72cm、1781年)

         右側面 飯田佐兵衛 石屋吉蔵
         正 面 山王権現 御宝前
         左側面 越川嘉左衛門 木下源左衛門
         裏 面 安永十辛巳年四月十五日

 下の写真は、池田が自宅にどんぐりを持ち帰り、飼猫のユキちゃんがジットみているところ。

 池田の自宅のドングリと大きさを比べると、日枝神社のどんぐりはおよそ3倍はあるだろうか。自然の力を感じることができるお土産だった。


, 撮影:池田こみち iphone 2021年11月24日


安久山の大シイへつづく