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GWマイカー規制中の上高地A


青山貞一・池田こみち・鷹取敦
May 2010
独立系メディア「今日のコラム」
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●大正池から河童橋をトレッキング

 以下は、到着した大正池からカッパ橋までの間で撮影した写真である。 

 マイカー帰省中のゴールデンウィークは、沢渡で駐車場にマイカーを置きタクシーで大正池に向かった。下は大正池近くで撮影した上高地。


 撮影:鷹取敦、Casio EXILIM 2010.5.1

上高地

 長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地で、標高約1,500m。松本市域に含まれ、中部山岳国立公園の一部ともなっており、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されている。

 「かみこうち」の名称は本来「神垣内」の漢字表記だが、後に現在の「上高地」の漢字表記が一般的となった。「神垣内」とは、穂高神社の祭神、穂高見命(ほたかみのみこと)が穂高岳に降臨し、この地(穂高神社奥宮と明神池)で祀られていることに由来する。 温泉があり、穂高連峰や槍ヶ岳の登山基地ともなっている。

自然・地形

上高地は、北アルプスの谷間にある、大正池から横尾までの前後約10km、幅最大約1kmの堆積平野である。かつて岐阜県側に流れていた梓川が焼岳火山群の白谷山の噴火活動によってせき止められ池が生じ、そこに土砂が堆積して生まれたと考えられている。

 狭義にはこの平野のうち、観光名所として知られる河童橋の周辺だけを指す場合もある。この高度でこれほどの広さの平坦地は、日本では他に例が少ない。

 気候的に山地帯(落葉広葉樹林帯)と亜高山帯針葉樹林の境界線付近の高度に位置しているため、ブナ・ミズナラ・シナノキ・ウラジロモミ・シラビソ・トウヒなど、両者の森林の要素が混在し、更にヤナギ類やカラマツを中心とする河川林や湿原が広がるなど、豊かな植生で知られている。

 最終氷期(ウルム氷期)には、上高地の上部に位置する槍沢と涸沢には山岳氷河が発達し、もっとも拡大した時期には氷河の末端が上高地最深部の横尾にまで達していたと考えられている。

 現在も氷河によって形成されたカール地形が残っている。気候は亜寒帯湿潤気候である。1月の平均気温は-7.7度、最低気温は-20度を下回り非常に寒さが厳しい。一方、8月の平均気温は19.7℃で日中でも22℃ほどにしかならず夏季はかなり涼しい。

生物

 梓川や大正池には渡りをしないマガモが住んでおり、ほとんどの個体は人を恐れない。ニホンザルも通年住んでおり、冬季は下北半島のニホンザルよりも厳しい条件である当地で越冬する。

 もともと梓川や大正池にはイワナが優占種として生息していたが、1925年以降カワマス、ブラウントラウトが放流された、現在ではイワナとカワマス、ブラウントラウトの純粋種の他に放流された3魚種の自然交雑種が生息しイワナは優占種では無くなった。

 自然交雑種のF1(一代目)は雑種強勢の特長が現れるが、戻し交配を含むF2は繁殖力が極端に弱く雑種崩壊を起こし、純粋種の減少が進んでいる。

出典:Wikipedia


 下は大正池ホテル近く。


 撮影:鷹取敦、Casio EXILIM 2010.5.1


 撮影:鷹取敦、Casio EXILIM 2010.5.1

 この後、雪が残る自然研究路を歩く。


 撮影:鷹取敦、Casio EXILIM 2010.5.1



 自然研究路を抜けると一気に視界が開ける。


上高地にて 撮影:鷹取敦、Casio EXILIM 2010.5.1


 撮影:鷹取敦、Casio EXILIM 2010.5.1


上高地にて 撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10 2010.5.1

 
つづく