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東京地検特捜部による
偏向的な情報発信


世田谷通信
2009年3月21日


 西松建設による違法献金事件に関して、東京地検特捜部が、民主党の小沢一郎代表の元秘書で次の衆院選に自民党からの出馬を表明している高橋嘉信氏(55)を参考人として事情聴取していたことが分かった。

 しかし同じ小沢代表の元秘書でありながら、民主党の石川知裕衆院議員(35)を事情聴取した際には、数日前から毎日のように新聞やテレビ等で報じ続け、まるで犯罪者であるかのように扱っていたのに対して、今回の高橋嘉信氏の場合は、事前にはまったく報じられず、事情聴取から数日を経て、初めて事情聴取が行なわれたことだけが小さく報じられるにとどまった。

 こうした情報は、すべて当局がマスコミに対して流すものであり、マスコミは当局からの情報をそのまま報じるだけである。

 つまり当局は同じ小沢代表の元秘書でありながら、民主党の石川氏の場合は何日も前から情報を流し続け、自民党の高橋氏の場合はマスコミに知られないように秘密裏に事情聴取を行なっていたということになる。

 東京地検特捜部によるこの異常な情報発信の事実は「自民党の指示による国策捜査なのでは」という国民の疑惑をさらに高めることになるだろう。

(2009年3月21日)