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真夏の上信越を行くF
蓼科高原と御泉水自然園

青山貞一池田こみち

29 August 2009 無断転載禁
初出:独立系メディア「今日のコラム」


 8月18日、一端ひとりで東京に帰って会議に参加した翌8月19日、軽井沢駅にもどった。今日は午後以降時間があるので、ひさびさ蓼科高原と立科山の頂上付近にある自然教育学習施設、御泉水自然園に行くこととした。

 蓼科には、その昔、地元出身の長野県議の今井道子さんに案内していただき来たことがある。また長野県環境保全所長をしていたとき仕事でも来たことがあるが、いずれも4−5年前のことだ。

 まずは、佐久平駅近くに草笛で蕎麦を食べた後、一気に佐久→立科と車を走らせた。蓼科高原にある牧場には、少し時期的に早いたくさんコスモスが咲いていた。 





 蓼科牧場に咲いていたサルビア。



 下は有名な外来種で帰化植物のオオハンゴウソウ・ゲンノショウコ。花径5〜7cm。 



立町の由来

 芦田村・横鳥村及び三都和村は蓼科山麓に発達した地方であり、関係村で組織する連合体にすべて蓼科の名を冠して住民感情の融和を図ってきていた。また、三カ村組合立蓼科高等学校があったことから、住民のほとんどが新村名「蓼科村」は既定のことと認めていた。しかし、当用漢字に「蓼」の字がないことと、蓼科山は古代立科山と呼ばれていたことから「立科村」に異議なく決定された。その後立科町となりました。

立科町の概要

 立科町は長野県の東部北佐久郡の西端に位置し、東は佐久市、北は東御市、西は小県郡長和町、南は茅野市に境を接し、東西9.9km、南北26.4kmと南北に長い町で、周囲は78.2km、面積は66.82km2です。

北部では、稲作を中心としてりんご・野菜・畜産(蓼科牛・蓼科山麓豚)などの農業が盛んで、南部の高原地帯は、蓼科山(標高2,530m)の北西に女神湖・白樺湖・蓼科牧場を有する一大リゾート地で四季折々の自然の恵みを満喫することができます。

立科町は、歴史と未来・環境と生活が美しく調和する町、情緒を大切にしながらも進取の気持ちで未来を拓く「人と自然が輝く町」を目指し躍進しています。

出典:立科町

 馬がいた蓼科高原の標高は1530mもあった。



 ソフトを食べながら蓼科牧場を見ていると、5−6頭のお馬さんがいた。なかには親子もいる。なんとも微笑ましい。





 蓼科高原から白樺湖方面に向かい、さらに竜ケ峰山を登る。



 蓼科山は下の解説にあるように火山である。浅間山を男神山(オノガミヤマ)といい、蓼科山を女神山(メノガミヤマ)というそうだ。

 標高は2530mもある。これにはびっくり!



 標高で言うと1830mに、御泉水自然園なる自然環境学習センターがあった。



 入園料は大人が300円である。
 


 ここは上信越高原国立公園内ではなく、八ヶ岳中信高原国立公園のなかだ。



 御泉水自然園は、蓼科山の中腹、標高1830m総面積169haに広がる自然園である。伏水による湿原を中心に、色とりどりの高山植物、樹林を巡る散策コースが整備され、たくさんに野鳥も生息している。



 平成14年度には園内を整備、ビジターセンターを新築、リニューアルオープンした。そのビジターセンターには、蓼科山界隈に生息するさまざまな小動物、鳥類の剥製があった。剥製にはイタチ、ホンドタヌキ、ノウサギ、ホンドキツネ、フクロウ、フクロウ、キジ(メス)、キジ(オス)、それにニホンジカなどがある。

イタチ ホンドタヌキ
ノウサギ ホンドキツネ
フクロウ フクロウ
キジ(メス) 、キジ(オス)

 御泉水自然園内には高山植物園もある。園内は169haと結構広い。

 御泉水自然園は標高もあり、湿原もあるので園内はマイナスイオンも豊富で涼しく、気持ちいい!



 季節毎に園内で見れる高山植物  体験コーナーもある

 蓼科の野鳥のサイト



 園内は静寂で清涼。 


 
 園内は湿原もあり、すべて木製の道を歩く。



 御泉水自然園をあとに蓼科スカイラインを大河原峠を経由し、佐久市→御代田町→軽井沢町経由で北軽井沢に戻る。



 途中、蓼科スカイライン上でへびさんに出会う。なかなかアスファイルとを横切れないので、枯れ枝を使って草むらに放してあげる。




つづく