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讀賣新聞の朝日朝日バッシング

その成果は!?

青山貞一 Teiichi Aoyama

November 1 ,2014
Alternative Media E-wave Tokyo

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 この2014年8月から9月、読売新聞が公序良俗に反するかのごとく図に乗って朝日新聞バッシングをしていました。

 以下は、ある人が丁寧にも9月における読売と朝日の前月比の部数を日本ABC協会から調べていた結果です。ちなみに日本ABC協会は新聞などの発行部数(これ自体??ではありますが)を調べる機関です。
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【2014年9月ABC部数(読売朝刊)】
読売(北海道)   210,259(-535)
読売(東京)   5,684,468 (9,102)
読売(中部)    159,489(181)
読売(大阪)   2,293,649 (17)
読売(西部)    797,781(-139)
読売(北陸)     96,968(144)
読売(合計)   9,242,614 (8,770)
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【2014年9月ABC部数(朝日朝刊)】
朝日(北海道)   123,769(-315)
朝日(東京)   3,976,148 (-36,109)
朝日(名古屋)   376,010(-91)
朝日(大阪)   2,098,770 (-1,523)
朝日(西部)    639,425(-117)
朝日合計    7,214,122 (-38,155)

 ちなみにABCによる9月時点での読売の公称発行部数は、924万2614部、他方、朝日の公称発行部数は、約720万部とのことです。いずれもこの一年で大幅に部数を減らしていることが分かります。

 それによると、あれだけえげつなく読売が朝日をバッシングし全国規模で1ヶ月間で増えた部数は8770部、一方、朝日は38155部のマイナスとのことです。朝日がこの程度減るのは分かりますが、読売の増加はあまりにも少ないことが分かりました。


<参考>

※ 日本ABC協会とは

 以下は Wikipedia

◆一般社団法人 日本ABC協会
(Japan Audit Bureau of Circulations)とは

 新聞、雑誌、フリーペーパー等の発行社からの部数報告を公査し、その結果を公表する活動を行う業界団体。ABCはAudit Bureau of Circulations(部数公査機構)の略称。会長は森田清(第一三共代表取締役会長)。

 新聞や雑誌など紙媒体のメディアで広告を扱っているものは、広告主に対して、公称部数を誇大に示すことがありがちである。広告主の立場からすれば、誇大な部数を信じて広告を出稿しても、計画された効果が得られないということになる。そこで、第三者機関が広告媒体の発行部数を点検し、より正確な部数を把握しようというのが「公査」の趣旨である。

 日本ABC協会は、発行社から報告されている部数について、その妥当性を確認するために新聞社や販売店などを訪ねて調査を行う。その結果は、発行社レポートや公査レポートとして、会員へ配布されている。

 新聞77紙、雑誌155誌、専門紙誌27紙誌、フリーペーパー236紙誌の合計495紙誌について、公査を行っている。(2009年3月時点における最新レポート)

 会員は、正会員である、新聞発行社63社、雑誌発行社54社、専門紙誌発行社17社、フリーペーパー発行社67社、広告主233社、広告会社205社に加え、賛助会員42団体があり、主に大学や研究機関が名を連ねている。(2009年3月31日現在)

出典:Wikipedia

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