エントランスへはここをクリック　　　

江戸の桜名所探訪 〜目黒川沿いの東海寺周辺〜 青山貞一 掲載日：２０１５年４月３日 独立系メディア　E-wave　Tokyo　無断転載禁

◆名所探訪・目黒川両岸の秀逸なサクラ �@目黒川に桜見物船 　�A目黒川沿いに五反田へ 　�B目黒川沿いに大崎へ 　�C目黒川沿いの大崎新副都心 �D目黒川沿いの東海寺周辺 ◆江戸の桜名所探訪・城南５山　御殿山 �@城南５山、御殿山 　�A御殿山 北品川４ 　�B御殿山庭園 　�C御殿山と権現山 �D明治の鉄道と御殿山 　�E東海道線沿いに権現山へ 　�F権現山公園 ◆江戸の城南５山探訪　八ッ山・島津山・池田山 �@八ッ山、開東閣、ソニー村 　�A島津山、ソニー資料館 　�B島津山、清泉女子大 　�C池田山、旧正田邸跡 　２０１５年４月２日、北品川の「御殿山」の一角にある「権現山公園」（北品川３丁目）を視察しに大井町駅から歩いて行く途中、目黒川沿いを通りました。番地で言うと、北品川２、３丁目と南品川４丁目です。 　下の地図で見ると、左側の東海道線、東海道新幹線の鉄道と右側の第一京浜国道、京浜急行本線の真ん中辺りです。ちなみに、この日の目的地、「権現山公園」（北品川３丁目）は、下の地図の一番上段、東海道線、東海道新幹線の線路のすぐ右にあります。 出典：グーグルマップ 　なお、目黒川にかかる主要な橋は下の表のように沢山あります。上の地図にある橋は、下の表で小豆色に塗った部分です。一つは東海道線（新幹線）の橋、それに京浜急行本線の橋です。さらにＪＲ山手線の橋もあります。 　上の地図より右側(東側）は、目黒川の水門で天王洲運河につながり、東京湾となります。 橋梁名 主な鉄道、道路 河川名 地番 目黒橋 一般(都道３１７号,環状六号線) 目黒川 目黒区大橋１・青葉台３、目黒区東山２丁目 東急目黒川橋梁 鉄道橋(東急,東横線) 目黒川 目黒区上目黒１丁目、目黒区上目黒１丁目 目黒新橋 一般(都道３１２号,目黒通り) 目黒川 目黒区目黒２・下目黒２、目黒区目黒１・下目黒１ 東急目黒川橋梁 鉄道橋(東急,目黒線) 目黒川 品川区上大崎３丁目、品川区上大崎4・西五反田３ 東急目黒川橋梁 鉄道橋(東急,池上線) 目黒川 品川区西五反田１丁目、品川区西五反田１丁目 ＪＲ目黒川橋梁 鉄道橋(ＪＲ東日本,山手線) 目黒川 品川区大崎１丁目、品川区北品川４丁目 ＪＲ目黒川橋梁 鉄道橋(ＪＲ東日本,東海道線) 目黒川 品川区北品川４・北品川３、品川区広町１丁目 京急目黒川橋梁 鉄道橋(京浜急行,本線) 目黒川 品川区北品川２丁目、品川区南品川１丁目 目黒川水門 水門 天王洲運河 品川区東品川１丁目、品川区東品川２丁目 出典：東京の橋 　ここには東海寺（東海禅寺）があります。 　以下に東海寺の概要を示します。 ◆東海寺 　東海寺（とうかいじ）は、東京都品川区北品川三丁目にある臨済宗大徳寺派の寺院です。山号は万松山といいます。この東海寺は寛永15年（1638）、徳川家光が沢庵宗彭を招聘して創建したものです。 　寺の歴史は、寛永16年（1639年） 徳川家光が但馬国出石の沢庵宗彭を招聘して創建。沢庵を住職としました。明治6年 寺領が新政府に接収され、衰退しています。 　東海寺の文化財等には、梵鐘 - 元禄5年（1693年）、沢庵和尚画像 - 江戸時代、東京都指定文化財、原爆慰霊碑 があります。 広島、長崎の原爆慰霊祭は、東京では東海寺にある原爆慰霊碑（広島、長崎の被爆石も所在）前で行なわれています。 出典：Wikipedia 東海寺本堂　　　　　　　　　出典：Wikipedia 　　　 東海寺の梵鐘　　　出典：江戸名所図会 　下は東海寺の全景です。 　すぐ近くにタワーコート北品川という３６階の超高層マンションが出来たため、江戸時代からつづく東海寺周辺の景観は台無しになっています。 東海寺全景　左側に梵鐘があります　　　　　出典：Wikipedia 　下は４月２日、現地で撮影した東海寺付近のサクラの写真です。やはり超高層マンションが唐突にそびえています。 東海寺近くのサクラ　　　撮影：青山貞一　Nikon Coolpix S8 2015-4-2 　一方、東海寺近くを流れる目黒川周辺のサクラをご覧ください。本当に秀逸です。 　下は目黒川にかかる橋の上から撮影したサクラです。この日はすばらしい晴天、サクラも生き生きとしています。 　目黒川もこの辺りに来ると、東京湾が近く川の幅員も広く水量も多くなっています。