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隠れたサクラの名所
池上本門寺
10.鐘楼・五重塔


青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
April 10, 2016  Independent Media E-wave Tokyo 
            隠れた桜の名所 池上本門寺 総目次
①はじめに  ②参道、総門  ③比経難持坂  ④寺の猫  ⑤全体配置
⑥仁王門 ⑦日朝堂  ⑧長栄堂 ⑨鐘楼、聖人像  ⑩五重塔、墓地
⑪大堂 ⑫経堂、泰宝殿 ⑬本殿 ⑭多宝塔 ⑮御廟所
⑯概要、歴史 ⑰伽藍、境内 ⑱所蔵文化財 ⑲朗峰堂、松濤園

◆五重塔

 日蓮大聖人説法像の前からを墓地を通り抜け北東方向に歩くと、五重塔があります。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3

 下は池上本門寺の五重の塔です。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3

 池上本門寺の五重塔は、高さ31.8メートルあります。空襲による焼失をまぬがれた貴重な古建築の一つです。

 江戸幕府2代将軍徳川秀忠の乳母である岡部局(大姥局)(正心院日幸尼)の発願により、1608年(慶長13年)に建立されました。

 下の写真を見てください。五重塔一帯はさくらが咲き乱れています。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3

<五重塔の解説>  出典:Wikipedia

 高さ31.8メートル。空襲による焼失をまぬがれた貴重な古建築の1つで、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の乳母である岡部局(大姥局)(正心院日幸尼)の発願により、1608年(慶長13年)に建立されました。

 全面ベンガラ(赤色塗料)塗り、屋根は初層と二重は本瓦葺き、三重以上は銅板葺きとしています(当初はすべて本瓦葺き)。

 建築様式は初層は和様、二重から上は禅宗様になる。初層の各面は中央を桟唐戸、両脇間には格狭間(ごうざま)形の装飾を入れ、蟇股(かえるまた)には十二支の彫刻を入れています。

 1997年(平成9年)10月から2002年(平成14年)3月にかけて国庫補助事業として解体修理が行われました。基礎部分の石段からはホンモンジゴケというコケの一種が見つかっています。

 五重塔下付近、東京国立博物館蔵・池上本門寺経筒(藤原守道作)が出土しています。

 上記のように、池上本門寺の五重塔は、慶弔13年(1608年)に建立されています。江戸時代は徳川秀忠の時代です。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3


◆墓地

 下は五重塔近くの墓地の池田こみちです。この時点では影ができているように、薄日が差していました。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-4


撮影 池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-4-6

 池上本門寺には江戸の昔から多くの著名人の墓地があったようです。下は、五輪塔のような形をした墓石です。

 なお、著名人の墓所としては幸田露伴、力道山、11代目片岡仁左衛門、市川雷蔵、河上彦斎、大野伴睦、郡司成忠などがあります。それ以外にも、加藤清正家供養塔、紀州徳川家墓所、狩野探幽家墓などがあります。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-4

 下の写真は4月6日、連日の曇天から少しだけ晴れた日に墓地から五重塔を撮影したものです。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-6


◆サクラ広場

 墓地を北に進むと大堂のサクラ広場に出ます。左側に見える伽藍は大堂です。この時期、この広場はさくら見物の地域住民らで下の写真のようにいっぱいになります。大田区池上周辺の町内会などのテントも多数あり餡巣。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3

 これもサクラ広場の写真です。


撮影 青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-3


つづく