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Windows 10 インストール奮戦記C

メーカー製ノートパソコン

青山貞一 Teiichi Aoyama
掲載月日:2016年4月11日, 4月15日, 4月23日更新 
独立系メディア E−wave

無断転載禁

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出典:マイクロソフト社


番外編2  Dell Inspiron 11 Serirs 3000 ノートパソコン対応

 自宅にある私のパソコンの最後は、メーカー製のノートパソコンとなりました。

 Dell社のタッチパネル型の Dell Inspiron 11 Serirs 3000 (64ビット、Windows8.1)です。メーカー製に加え、タッチパネルなど独自のドライバーが使われているノートパソコンの場合、鉄則があります。

 そのひとつは、あらかじめ Windows10をインストールする前に、Windows Update ですべての更新インストールを終えておくこととともに、関連するドライバーをWindows10をインストールする前にインストールしておくことです。

 理由は簡単、もしWindows10をインストール後に、今まで使ってきたドライバーでタッチパネル用のドライバーが動かないと、OS、ブラウザ、アプリなどの操作ができなくなる可能性があります。仮にUSB端子でマウスが使えればよいのですが、それもだめだとすると、どうしよもありません。

 もちろん、強引に後から新たなドライバーをメーカーの公式Webからダウンロードし、インストールすることもできなくはありませんが、非常に面倒になります。

 そこで、今回に限り、あらかじめDell社のメーカーの公式Webにアクセスし、ドライバーなどのインストールをしておくことにしました。 下はDell社の製品サポートにあるドライバーやアップデートのダウンロードセンターです。 

 この種のWebはメーカー製の場合、各メーカーがWeb上にダウンロードセンターを置いているので、そこにアクセスしてください。


Dell の場合のドライバーやアップデートのダウンロードセンター
出典:Dell 

 当然、Dellだけで数100種のパソコンを売っているので、最初は型番を入力します。しかし、それも面倒なので、Dell側が自動検索してくれるサイトにアクセスしました。

 すると、あとはすべて自動でインストールするべきドライバーやアップデートを選定してくれます。あとは、それをダウンロードし、インストールするだけです。

 ただ、本当にこれだけでよいのかと、少々不安になりました。

 ドライバーをインストールした後は、いつものようにあらかじめ作っておいたWindows10のUSBメディア(今回は64ビット版、下の写真の左側のUSB)を Dell Inspiron 11 Serirs 3000 (64ビット、Windows8.1)のUSB端子に差し、Setup.exeから Windows10メディアを起動させます。


Windows 10をインストールするためにつくったUSBフラッシュメモリードライブ
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-10

 下は Inspiron 11 Serirs 3000Windows10メディアを差し込みUSBメディアをインストールしている最中の写真です。もちろん、USBを使わず、インターネットで直にインストールすることも可能です。

 いずれの場合も1時間前後かかります!


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-16

 かくして、 Dell Inspiron 11 Serirs 3000 にも、Windows10メディアをインストールすることができ、タッチパネルなどドライバー問題もまったくなく、すぐに使えるようになりました。

 このノートパソコンは、ハードディスクドライブがないため小さく非常に軽いのです。

 大学の講義や地方の講演など持ち歩き用に使っています。もともと入っていたOSは、Windows8.1 でした。このWindows 8.1がなんとも使いずらく、本当に参っていたところでしたので、Windows10は天の恵みとなりました!


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-4-16

 以上で全部で10台近くに及んだ青山貞一のパソコン(Windows 7, Windows 8.1)へのインストールの実況中継は終わりです。

 追記

 つづく