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Windows 10 インストール奮戦記D

VISTAパソコン

青山貞一 Teiichi Aoyama
掲載月日:2016年4月11日, 4月15日, 4月23日更新 
独立系メディア E−wave

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出典:マイクロソフト社

 友人のおばさまが2008年ごろ購入し今まで使用してました東芝のVista 32ビットのThink Padがもうすくサポートが終了するということで、Windows10をインストールできないかという相談を受けました。

 コントロールパネルでシステムを開き、ハードウェアを調べたら、 CPUのクロック周波数、主メモリーの規模、ハードディスクメモリーの容量など、Windows10をインストールするうえでの要件はすべてクリアーしていました。

 そこでUSBフラッシュメモリーにいれた32ビット用のWindows10をThink PadのUSBに咲きこみ、Setupをクリックすると、立ち上がったので、さらに先に進めようとクリックすると、Vistaだからとは書いてありませんが、OSをWindows10をインストール可能なものに変えた後、再度Windows10をインストールするようにとの注意が出ました。

 USBフラッシュメモリーにいれた32ビット用のWindows10ではなく、インターネットから32ビット用のWindows10をダウンロード、インストールさせるWebを開き、クリックしてみましたが、上記と上記と同様の注意がでて、それ以上すすめることはできませんでした。

 以上からわかったことは、仮に32ビット用のWindows10インストールのハードウエア要件を満たしていても、OSがVistaであると認識された時点でWindows10をインストールすることができないことでした。

 もともと、Vistaは起動維持の速度が遅く、使い勝手も悪く、さらにシステムの安定性も悪いなどで、すぐにWindows7にマイクロソフト社が主力を変えたOSです。であればこそ、今回のWindows10の無料インストールにハードウェアの要件を満たしている場合対応すべきだったと思います。しかし、それはかないませんでした。

 Windows7正規版を購入し、いったんインストールした後Windows10をインストールするくらいなら、有料版のWindows10を購入した方がはるかに手間がかかりません。

 ということで、残念ながらVistaのパソコンにWindows10をダウンロード、インストールすることはかないませんでした。