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シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

パドヴァPadova、イタリア)

借金の宮殿
(Palazzo delle Debite, Padova)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2020年10月10日
独立系メディア E-wave Tokyo
 無断転載禁

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 本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 

◆借金の宮殿(パドヴァ
(Padova)

 パラッツォ・デッレ・デビテ(Palazzo delle Debite)は、1874年にカミーロ・ボイト( Camillo Boito)のプロジェクトに基づいて建てられたパドヴァの宮殿です。

 建物は、かつて刑務所がとして使われていたエリア(Carcer Novus:新しい刑務所、後にPrigione delle Debite:債務者の刑務所と呼ばれる)であるピアッツァ・デッレ・エルベ(Piazza delle Erbe)を見下ろし、そこには破産した債務者が閉じ込められていました。

 建築様式はネオロマンティック様式で、パラッツォ・デッラ・ラジョーネを見下ろす(デザインの)連続性を求めています。


写真ギャラリー



・パドヴァのパラッツォ・デッレ・デビテ(借金の宮殿)
Source:Wikimedia Commons
CC BY-SA 4.0, Link



「債務者の刑務所」は、1873年に壊されて、現在の宮殿が建てられました。
Source:Wikimedia Commons
Pubblico dominio, Collegamento



・パラッツォ・デッレ・デビテ(Palazzo delle Debite, Padova)
(建物横からの眺め)
Source:Wikimedia Commons
CC BY-SA 4.0, Collegamento



・パラッツォ・デッレ・デビテ(ロッジア)
Source:Wikimedia Commons
CC BY-SA 3.0, Link

 注)ロッジア(loggia) Wikipediaより
  ロッジアは、イタリアで生まれた建築意匠の一種を指す言葉で、ファサ
  ードに一方の側が外に開かれた廊下を配し、一定間隔の柱で支持する
  か、単に壁に開口部を設けた形状のものである。開廊、涼み廊下とも。
  地上階にある場合は回廊とも呼ばれるが、上層階に配する場合もある。




パドヴァ:パラッツォ・デッレ・デビテ(木版画)
Source:Wikimedia Commons
Pubblico dominio, Collegamento



パドヴァ:ポルティコ・デル・パラッツォ・デッレ・デビテ(木版画)
Source:Wikimedia Commons
Pubblico dominio, Collegamento


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