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独立系メディアの総務省批判の
訴訟動画、破壊される!

青山貞一

掲載月日:2013年8月22日
 独立系メディア E−wave Tokyo

 
 独立系メディア E-wave TokyoがYou Tubeに掲載している「総務省の通信行政に関する行政訴訟、行政不服審査」に関連した約2時間の動画が何者かによって破壊されました。しかも、、きわめて巧妙に動画の全内容と視聴者のコメントが削除していることが2013年8月22日明け方に分かりました。

 動画は、独立系メディア E-wave Tokyoが東京都市大学大学院教授の青山貞一に、環境総合研究所副所長の池田こみちががインタビューし、2011年10月17日にYouTubeにアップロードしたものです。

 以下が破壊された動画です。

-----------破壊されたYouTube動画----------
◆青山貞一: 5年に及ぶPLC行政訴訟総括インタビュー(2時間) You Tube
http://www.youtube.com/watch?v=054iYaCLMao


        本来の動画のエントランス画面

 見れば分かりますが、動画をクリックすると本来約2時間ある動画が約1秒で終了してしまいます。ただし、動画のURLやタイトル、それに動画内容を紹介するコメントはそのままなのに、動画を見た方々のコメントがすべて削除されています。

 本動画では、115名が総務省及び電波監理審議会を相手に過去5年間にわたって行ってきた行政訴訟、行政不服審査の異議申し立ての全容を池田こみち、環境総合研究所の副所長(当時)が原告副代表でもある青山貞一東京都市大学大学院教授(当時)にインタビューしている。

 その中では青山が総務省の通信行政や日本の行政訴訟、行政不服審査制度のあり方、さらに委員会、検討会のあり方を厳しく批判しているものです。

 当然、国の通信行政、インターネット関連行政を厳しく批判しているものだが、この裁判、異議申し立てに関連し、青山らが関東各地で行ってきたフィールド実験の音響と映像を含むYouTube動画は、今のところほぼ健在であることが分かっています。

 本来、動画が他の動画に差し替えられたとすれば、動画のURが変わりますが、URLは変わっていません。しかも、2時間のオリジナル動画を再度アップロードしたところ、上記のように重複アップロードと表示され、アップロードを拒否されたということは、表向きはオリジンル動画が事故後もYouTube内にありながら、動画はわずか1秒しか映らないということになります。

 独立系メディア事務局では、早朝から復旧作業に入り、オリジナル動画ファイルをYouTubeにアップロードしたところ、最後まで進んだところで以下の同一ファイルの重複アップロードとして拒否されました。

------ YouTube 編集画面上のメッセージ
「拒否されました(重複アップロード)」というメッセージ
このメッセージが表示された場合は、アップロードした動画が既に YouTube シ
ステム内に存在しています。同じ動画をもう一度アップロードする場合、単純に
ファイル名を変更しただけでは、拒否メッセージが再び表示されます。
ファイル名を変更するのではなく、動画を再度編集してみてください。たとえば、
動画の長さ(動画編集ソフトウェアを使用してフレームを追加するなど)や圧縮
率を変更いただき、再度アップロードをお試しください。
-----------------メッセージ終わり

 上述したように、破壊されたYouTube動画は、URLをクリック後、約1秒後に動画終了となっており、もともとあった2時間の動画を別の動画に差し替えたと言うよりは、グーグルYouTubeの編集サイトで、動画をトリミングしたときに起きる症状であると思えます。グーグルの編集サイトは、アドレスとパスワードがあれば、すなわち盗めば入れ、動画のトリミングが行えます。これはパワーポイント内に動画を組み込んだ場合でも同様のトリミング機能がありますが、そのような状態になっていることになります。


YouTubenoトリミング画面

 以下はトリミング画面の下部にある時間表示、1:54:29となるのは、動画の所要時間が1時間54分29秒あることを示しています。



 となると、もともとアップロードしていた動画は約2GB、約2時(1時間54分29秒)もののであり、上の画像にあるように、編集画面からはそれが今なお生きているように見えます。

 しかし、実際は、当初アップロードした2GB、2時間のファイルは、正確な容量(バイト数)と視聴時間数(時間、分、秒数)の情報がグーグル側に保持されているだけで、オリジナル動画のほとんどすべてをトリミングし、オリジナルファイルは元に戻らない状態になっていたことになります。

 これが技術的に出来るのは、青山のパスワードでYouTubeの編集サイドに入れる者かグーグル事務局関係者しないないということになります。もちろん、高度なハッカーであれば可能かも知れません。もっぱら、青山のパスワードを盗んでいる場合には、他のYouTube動画についての不具合や破壊があるはずですが、以下のところそれらは見つかっていません。

 とりあえずの措置として、2時間ものの動画ファイルを2つに分割編集し、その1、その2と2つの1時間ものの動画として、アップロードすることにしました。

 もし、これらがアップロードされたあと、再度今回と同じことが起きた場合は、犯罪であることが強く疑われますので、警察、検察に相手方不明のままで刑事告訴することになります。