エントランスへはここをクリック   


米国からの義援金

青山貞一 Teiichi Aoyama
掲載月日:2011年4月6日
 独立系メディア E−wave



 以下は、米国カリフォルニア州サンディエゴに在住する知人から届いた米国民の義捐金についてメールです。

 東北関東大震災の被害は米国のマスコミでも毎日大きく取り上げられ支援の輪が広がっております。多くの米国企業と米国にある外国企業はアメリカ赤十字を通してマッチギフトを行っております。

  従業員の寄付金やボランティア活動に見合った金額をアメリカ赤十字に寄付をする制度です。多くの企業は従業員のドネーションと同額を一人当たり最大1000ドルを上限に寄付しているようです。

 三菱UFJ銀行の米国子会社のユニオンバンクなど1.5倍の額を最大2500ドルまで寄付しています。

 アメリカ赤十字への寄付はインターネットを通してクレジットカードで簡単に行え、来年度の確定申告に必要な領収書が直ぐにプリントアウトできます。

  その領収書のコピーを会社に提出すると、会社がその金額に見合った寄付を行います。

 私が勤務している会社も従業員1000人の小さなベンチャーですが、従業員一人当たりに対して1:1ギフトを最大1000ドルまで行っています。

 従業員も自分の寄付金が2倍になるというのは、ドネーションの大きな動機となります。

  米国赤十字が早くも100億円を集めたのはこの制度が大きな要因になっているのではないでしょうか。