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   東マレーシア・サバ州現地予備調査

コタキナバル市内現地視察 4
  Kota KInabalu Local Visit 4

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年2月18日
独立系メディア E−wave Tokyo


<全体目次>



 1月31日 成田→コタキナバル(東マレーシア・サバ州)
 2月 1日 〜 2月4日 現地予備調査
    1日 熱帯雨林自然保護区野生生物観察
    2日 ボルネオ島最北部クダッ現地視察
    3日 キナバル山麓、キナバルパーク現地視察
    4日 コタキナバル市内視察...............●
 2月 5日 コタキナバル→成田


●サバ州立鉄道 Sabah State Railway 北ボルネオ鉄道


出典:北ボルネオ鉄道, サバ州政府観光局オフィシャルサイト



 サバ州立鉄道は、マレーシアサバ州のサバ州鉄道部(Sabah State Railway Department)が運営しているボルネオ島唯一の鉄道路線です。現在は、コタキナバルのタンジュン・アル(Tanjung Aru)とテノム(Tenom)を結ぶ線路を旅客列車と貨物列車が運行しています。

 なお、北ボルネオ鉄道は、サバ州立鉄道の線路の一部区間を使用して運行されている蒸気機関車が牽引する観光列車のツアー名称であり路線名ではありません。

 この鉄道は、下の年表にあるように、1944年(昭和19年)〜1945年(昭和20年) - 第二次世界大戦で日本軍によって壊滅的に破壊されています。

年表
1896年(明治29年)- イギリス北ボルネオ会社(British North Borneo Company)によって、
       Beaufort〜Weston間(32Km)開業。
1902年(明治35年)- Beaufort〜Jesselton間が開業。
1905年(明治38年)- Beaufort〜Tenom間(48Km)が開業。
1906年(明治39年)- Tenom〜Melalap間(16Km)が開業。
1914年(大正3年)- 北ボルネオ鉄道 (the North Borneo Railway)設立。
1944年(昭和19年)〜1945年(昭和20年) - 第二次世界大戦で日本軍によって
      壊滅的に破壊される。

1949年(昭和24年)〜1960年(昭和35年) - 北ボルネオ鉄道によって復旧工事が行われる。
1963年(昭和38年)- Beaufort〜Weston間廃止。
9月16日-イギリス保護領サバとマラヤ連邦が併合しマレーシア連邦になる。
- サバ州鉄道部(Sabah State Railway Department)設立。
1970年(昭和45年)- Tenom〜Melalap間廃止。
1974年(昭和49年)- Jesselton〜Tanjung Aru間廃止。
2000年(平成12年)- 北ボルネオ鉄道運行開始。
2001年(平成13年)6月- テノム渓谷の橋で列車の脱線事故が起こり、同列車に
      乗っていた邦人観光客2名が軽傷を負った。
2006年(平成18年)7月〜 - 改良プロジェクト開始。(総額RM3億/レール取替・
      9新駅建設・4駅改良・鉄橋補修)
2007年(平成19年)1月1日〜 - 改良プロジェクト開始にともなう北ボルネオ鉄道は、
      2008年5月末までの予定で運休。

 今回、ホテルのツアーデスクから参加申し込みしましたが、定員を超えたとして断られました蒸気機関車によるコタキナバルのタンジュン・アル(Tanjung Aru)とテノム(Tenom)を往復する観光列車の一部です。
 
 北ボルネオ鉄道 オフィシャルサイト

<オフィシャルサイトより>

 1880年代、英国北ボルネオ・カンパニーがサバ州内陸部にて農作の為の農耕地として、領地を耕作者に売却しました。鉄道は、農作物を運び出す為に敷かれたものです。1896年、鉄道は内陸部から新しい港のブルネイ港・ウェストン間の運行を始めました。この機関車は、蒸気機関車です。現在、北ボルネオ鉄道として国際業務基準に沿った観光列車として、180名の乗客を乗せて走っています。


北ボルネオ鉄道のアイコン   出典:北ボルネオ鉄道 オフィシャルサイト


北ボルネオ鉄道のアイコン   出典:北ボルネオ鉄道 オフィシャルサイト


ボルネオ鉄道の機関車
コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


北ボルネオ鉄道 コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)

<基本情報>
料金 大人一名 RM290(9000円ちょっと)
子供一名(3才~12才)RM185 2才以下の幼児は無料
料金は、変更される場合があります。
料金には、“ティフィン”スタイルの昼食(アジアンとコンチネンタルのミックス)&レモネードが含まれています。
料金には、送迎は含まれておりません。
運行時間
9:30am、タンジュン・アルー駅にて乗車。10:00am、出発(毎週水&木曜日のみ)
鉄道事務所は、月〜土9:00am~6:00pm営業しています。
乗車二日前までのご予約をお勧めします。
始発駅までの行き方
所要時間:10分(コタキナバル市街地より) 距離:15km
乗り物 料金 (片道) 乗り場 降車地 その他
バス (プタタン行きNo.17B) RM1.50 ワワサン・プラザ前
バス・ステーション (降りたい場所をバス運転手に告げて下さい) 運行時間6:30am-8:00pm
タクシー 約RM15 市街地
*記載の料金は、変更する場合があります。

<旅程>
09:45am 乗車
10:00am タンジュン・アルー駅を出発
10:40am キナルート駅に小停止、お寺を訪ねる
11:00am キナルート駅を出発
11:45am パパール駅に到着/地元の商店や市場を訪ねる
12:05pm 再乗車
12:10pm パパール駅を出発
12:30pm 車内にて昼食のサービス
13:45pm タンジュン・アルー駅に到着


出典:北ボルネオ鉄道運行再開〜North Borneo Railway to Resume


出典:北ボルネオ鉄道運行再開〜North Borneo Railway to Resume


つづく        <全体目次>