エントランスへはここをクリック     
メアリー・ステュアートの足跡を追って
スコットランド
2200km走破


ネス川・ネス湖

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
2017年12月10日公開予定
独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁
スコットランド総目次へ

 ネス湖  アーカート城  アーカート城博物館  フォート・オーガスタス
 フォート・ウィリアム1   フォート・ウィリアム2   グレンコー  
 グレンコーの大虐殺1  グレンコーの大虐殺2  グレンコーの大虐殺3
 グレンコーの大虐殺4  グレンコーの大虐殺5
ジャコバイトについて1  ※ ジャコバイトについて2


◆ネス川の概要

 私たちはこの日、インヴァネスからネスをの湖岸を通り、夕方にイングランドなどによってジャコバイトが虐殺されたグレンコーまで行く予定です。

 インヴァネスでも天気は良くなく、途中アーカート城あたりで一旦天気が良くなりましたが、グレンコーに到着する夕方には激しい雨になりました。

 下の写真はインヴァネスのもので、建物の前を流れる川はネス湖です。


ネス川越しに見た聖アンドリュー大聖堂
Source: Wikimedia Commons


ネス川とネス湖  グーグルマップ

 ネス川 (River Ness) は、イギリス・スコットランド・ハイランドの川です。

 ネッシーで有名なネス湖に発します。ただし正確には、ネス湖につながる部分は人工のカレドニア運河であり、ネス川の本流はネス湖につながっていません。北に流れ、ハイランドの首都インヴァネスの河口からマレー湾に注ぎます。

水源   ネス湖
水源の標高   15.8 m
河口・合流先   北海 マレー湾


◆ネス湖の概要


ネス湖
Source: Wikimedia Commons


前景にアーカート城とネス湖の風景
Source: Wikimedia Commons

 ネス湖( Loch Ness   ロッホ・ネス、スコットランド・ゲール語: Loch Nis )は、イギリス・スコットランド北部ハイランド地方にあり、イギリス最大の淡水湖です。

 長さが約35km、幅約2kmの非常に細長い湖。水深は最大で約230m。ラムサール条約登録地でもあります。

 インヴァネス(ネス川の河口を意味する)の南西約10kmに位置します。

 岸辺には13世紀に建てられ17世紀に破壊されたアーカート城の廃墟があります。

・所在地  スコットランド ハイランド地方
・面積      56.4 km2
・最大水深   226.96 m
・平均水深   132 m
・貯水量     7.4 km3
・水面の標高  15.8 m
・淡水・汽水   淡水


アーカート城の上から眺めたネス湖
Source: Wikimedia Commons

アーカート城(見えていない)近くの丘からの眺め
Source: Wikimedia Commons

ネッシー

 ネス湖にはネッシーと呼ばれる未確認動物がいると言われてきました。そのため、オカルトクラブなどの観光客なども多く、ネッシーを写したと称する数多くのビデオや写真が存在します。

ネッシー
 映画『永遠の夢 ネス湖伝説』(1995年、イギリス、原題:Loch Ness)
 ジラース-『ウルトラマン』に登場する怪獣で、元々はネス湖の恐竜の生き残りという設定。
 オランダの作曲家ヨハン・デ・メイはネス湖やスコットランドの情景をテーマにして1988年に吹奏楽のための交響詩「ネス湖」(スコットランド幻想曲)を作曲。


ネス湖畔のネッシー博物館にあるネッシーのイメージ銅像
Source: Wikimedia Commons

 ネッシー(英: Nessie)は、スコットランドのネス湖で目撃されたとされる未確認動物「ネス湖の怪獣 (the Loch Ness Monster、ロッホ・ネス・モンスター)の通称です。

 未確認動物の代表例として世界的に知られ、20世紀最大級のミステリーとして語られてきました。

 記録として残されている最古の記録は西暦565年、アイルランド出身の聖職者コルンバの生涯に関する伝記中で言及された、ネッシーの発見報告です。

 当時コルンバは、スコットランド北部の異教徒へのキリスト教布教活動を精力的に行っており、その半ばイギリス最大の淡水湖であるネス湖でネッシーと遭遇したといいます。以来、多くの発見報告がなされてきました。

 特に1933年以降、ネス湖で多くの目撃例が報告され、写真や映像が公表されてきた未確認動物です。「ネッシー(Nessie)」の通称は世界的に使われていますが、日本においては特にこの名が浸透しています。

 科学の進歩で謎や不思議の少なくなった20世紀において、未確認飛行物体と並ぶ最大級のミステリーとして語られてきました。

 その正体については諸説が提唱されてきました。目撃談や写真に捉えられた形状から、恐竜時代に栄えた大型水棲爬虫類である首長竜プレシオサウルスの生き残り、あるいは世代を経て進化した姿という説が、古くから最も知られています。

 太古に絶滅したとされる大型獣が生存していたとすれば大きなニュースであり、ロマンをかき立てられる話題でもあることから、期待を込めて支持を集めてきた面もあります。他には竜脚類の生き残り説や魚類説など、多数あります。

 しかし、目撃証言や写真・映像の多くが、既知動物や船舶、流木、航跡、または波動など自然現象の誤認か、あるいは捏造と判定され、大型獣が生存している可能性を否定する動物学者は多いようです。


つづく     スコットランド総目次へ