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メアリー・ステュアートの足跡を追って
スコットランド
2200km走破


ピープルズ・ストーリー博物館

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
2017年12月10日公開予定
独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁

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 次はエディンバラ博物館の道路を挟み反対側にあるピープルズ・ストーリーの博物館です。

ピープルズ・ストーリー博物館の概要

 ピープルズ・ストーリー博物館の現在の建物は1591年に市役所であった他、裁判所や牢獄にも使われた歴史的建造物です。

 館内はエジンバラの一般庶民の生活から仕事、余暇も含めたかつての社会全般を、往時の衣装を来た人形を使ってわかりやすく再現しています。印刷工、桶屋、魚の行商人など具体的職業や、住居、パブやレストランの様子など興味深い展示となっています。

 このピープルズ・ストーリー博物館はもともと1143年にデイヴィッドによって与えられた憲章に基づいて、ホリールード修道院の教会に設立されました。キャノゲイト(Canongate)は、1856年にエジンバラと合併するまでは独立した一つの行政区(burgh)でした。

 この建築物は議会の会議室、裁判所、刑務所として機能しており、 現在の建物は、1591年に建てられた建物(ビクトリア様式の装飾が施されています)は、道路の反対側にありますエジンバラ市立博物館、ハントリー・ハウスの拡張建築部として機能しています。


博物館はキャノゲート・トルブースに建設されました。
The museum is housed in the Canongate Tolbooth.
Source: Wikimedia Commons



ピープルズ・ストーリー博物館の外の看板
Sign outside the People's Story Museum
Source: Wikimedia Commons

 下は女性に投票をと書かれたキャンペーンポスター。


女性に投票をと書かれたキャンペーンポスター
出典:The People's Story Museum

 下はネルソン・マンデラをあしらったTシャツ。


ネルソン・マンデラをあしらったTシャツ
出典:The People's Story Museum

 エディンバラ貿易協議会の1987年のメーデーポスター。


エディンバラ貿易協議会の1987年のメーデーポスター
出典:The People's Story Museum


コレクション
 このピープルズ・ストーリー博物館には、英国最大の初期改革旗とバナーが収蔵されています。 これには、政治改革、労働組合、反アパルトヘイト運動を支援するバナーが含まれれています。 博物館にはワーキンワークスがあり、エジンバラの人々の書かれた歴史を説明しています。

 全部で144もあります。


博物館のバナーコレクションの一部。
One of the banners in the museum's collection.
Source: Wikimedia Commons


ギャラリー

 ピープルズ・ストーリー博物館には3つのギャラリーと映画のスクリーニングルームがあります。最初のギャラリーでは18世紀のテナント・ハウスの生活を見ることができます。

  第2のギャラリーには博物館のコレクションからの多くのバナーがあり、20世紀のエジンバラ市民の話を蝋人形や資料(書面)による歴史を通して紹介しています。3つめのギャラリーは、20世紀半ばjから後半のエジンバラを描いています。

 スクリーニングルームの映画は、市内で育った4人のエジンバラ市民の個人的な物語を見せています。そこでは印刷や建築の取引、協同組合の店などで働く人や給仕をする人々などが見られます。


博物館には又、蝋人形館があり、エディンバラの市民の歴史に描かれた生活が表現されています。
Part of a waxwork display in the museum. 蝋人形展示の一部
Source: Wikimedia Commons



博物館に展示されているバナーのひとつで144強のコレクションの一部です。
A banner on display in the museum, part of its 144-strong collection.
Source: Wikimedia Commons


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