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見えない空気の影響は?
松葉による大気調査結果報告会

埼玉県「彩の国資源循環工場」周辺

掲載月日:2015年5月23月
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁


 埼玉県が寄居町に設置した環境整備センターは、大型の複数の廃棄物焼却施設、10を超す最終処分場をもつ巨大な廃棄物処理処分センターです。

 当然のことながら、周辺地域住民や食の安全を考える市民団体や生協は計画段階からこの施設の立地に反対してきました。


出典:マピオン

 大気{空気)中のダイオキシン調査監視活動は、1999年以降、全国各地で毎年行われています。すでに10万人以上が参加しています。
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 今回お送りしているのは、そのうちの首都圏の一部(埼玉県寄居町)です。
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 周知のように日本は世界一ゴミを燃やしている国です。

 しかも、近年、せっかく分別しているプラスチックゴミを燃やす自治体が増えており、その結果、大気中のダイオキシン類や重金属類の濃度が上昇しています。
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 3.11以降、国民の環境問題の感心は放射能、放射線に集中していますが、ゴミ焼却は日本の津々浦々で毎日行わ
れており、住民は空気を選ぶことはできないことから、住民は毎日それら有害物質を呼吸を通じ摂取していることになります。
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 この活動は、常緑樹の松葉の針葉を試料とし、それに含まれるダイオキシン類や重金属類を分析することにより、概ね年平均の濃度が調査でき、しかもその値と空気を直接測定して得られる値の相関係数も分かっていることから、市民参加により空気中の有害化学物質を調査、監視し、国、自治体に改善のための政策提言を行うことを目的としています。