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シリア女性臨時大使
シリアの状況を激白
山元学校講演会
掲載月日:2013年9月6日
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁


みなさま

青山貞一です。

 昨日、政策学校一新塾OBの岩崎さんらがやっている<山元学校>にシリアの臨時大使(女性)をお呼びして、シリアがおかれている状況について存分に話してもらいました。


シリア臨時大使のワリフ・ハラビさん

 臨時大使は非常にわかりやすい英語で話されているので聞いていただければわかりますが、岩崎さんが逐次通訳をされています。

下記のUSTREAMのアーカイブの38分くらいのところからシリア臨時大使の講演が始まります。

http://www.ustream.tv/recorded/38320765

http://www.ustream.tv/recorded/38323363

http://www.ustream.tv/recorded/38323935

 聞いてもらえばわかりますが、臨時大使は、今年の3月、テロリスト(反政府勢力)がシリア内で使った化学兵器について、証拠を集め国連に提出したが、国連はそれを無視したそうです。

 今回の国連の査察団も、現地でやはり化学兵器を使用したのがテロリストである証拠をえながら、アメリカの顔色を見ながら結局、国連事務総長などにその事実を伝えておらず、うやむやにしているようです。

 また国連事務総長も、化学兵器使用問題では、事実を隠蔽しており、イラクの二の舞になることを危惧していると述べています。

 中東問題、シリア問題に関心がある方、必見の動画です。


「化学兵器使ったのは反体制派」 シリア駐日代理大使
 朝日新聞 2013年9月3日23時13分

【高橋友佳理】
 シリアのワリフ・ハラビ駐日代理大使が3日、都内で記者会見し、シリアで化学兵器を使ったのは反体制派だとして、アサド政権の潔白を主張した。国連調査団が分析結果を出す前に米国が武力行使に踏み切れば「国連の任務への妨害で、シリアのみならず全世界への挑戦になる」と牽制(けんせい)した。

 ハラビ氏は「政府軍兵士も化学兵器で負傷した。我々が自国民に化学兵器を使うなどありえない」と政権側による使用を否定。「すべての情報を国連に伝えた」と強調し、反体制派がトルコ国内の工場で化学兵器を製造したと主張する文書も送った、と説明した。

 また、米国には「シリアを打ち負かし、イスラエルの立場を強める思惑がある」と指摘。シリアが攻撃を受けた場合は、「一歩も引かない。対抗措置をとる用意がある」と述べた。