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地球「最後の楽園」
タスマニア
③二日目 北部ロンセストンへ
Launceston
青山貞一 池田こみち
掲載月日:2012年2月27日
独立系メディア E-wave Tokyo
無断転載禁

◆地球「最後の楽園」タスマニア現地予備調査報告
①全体概要 ⑦中北部大自然 ⑬希有な自然海浜
②州都ホバート ⑧グレートレーク ⑭オッポッサムベイ
③北部ロンセストンへ ⑨376人の村ボスウェル ⑮シドニーウォータフロント
④タスマニア動物園-1 ⑩森林大伐採の元凶 ⑯シドニーハイドパーク
⑤タスマニア動物園-2 ⑪ポートアーサー刑務所
⑥タマール川と渓谷 ⑫タスマニアデビル保護公園

 2012年2月20日から25日、オーストラリア南端にあるタスマニア島(Tasmania State)に現地調査の予備調査で訪問した。

3. 第二日目(2012年2月22日) 北部中央地区

3-1 ホバートから北部のロンセストンへ

 予備調査の二日目は、以下の地図にある道路(A1)を州都のホバートから北上する。このタスマニアを南北縦断する幹線道路は、ミッドランド・ハイウエイまたヘリテッジ・ハイウエイと呼ばれている。

 私たちは地図にある道路(A1)を使って最南端の州都ホバートからオートランス、ロス、キャンベルタウンを経由し北部中核都市のロンセストンに向かった。ホバートとロンセストンの距離は約200kmある。


タスマニアと現地予備調査ルート

 以下の写真はいずれもホバートの宿泊先ホテルからロンセストンに行く途中、時間を追って撮影したものである。

 この日、タスマニアの天気はめまぐるしく変わった。

 以下の写真がそれを証明している。行く先々で、曇りが快晴になりまた曇りとなるなど、まさに「猫の目」状態(猫に失礼だが)の天気であった。


宿泊先ホテルから州都のホバートに向かう途中の
ダーウエント川にかかる橋の上
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22


ロンセストンに向かって走る車の右側(東側)のダーウエント川
川幅はかなり広い
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22

 何しろ牧草地には牛や羊がたくさんいる。下の動画はA1沿道に広がる牧場で草をはむ羊の群れ。


A1沿道に広がる牧場で草をはむ羊の群れ
動画撮影:青山貞一 YASHICA ADV-1025HD 2012.2.22

 朝は昨日のホタテ貝のフライについてきたポテトチップの残りしか食べていなかったので、途中、SUBWAYでブランチをとる。


途中、SUBWAYで軽食

 途中、道路の両側に牧草地が延々と展開する。しかし、よく見ると、どう見ても牧草地は現地の潜在植生であるユーカリの木を大規模に伐採した跡であることが分かる。これがちょっとやそっとではなく、50km単位、東京23区が2倍の規模で続く。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22

 やはり、ある時期、タスマニア中部南北を中心に、大規模にユーカリの木を伐採し、日本を中心に海外に輸出していたことの名残のようだ。下の写真を見ると、伐採後に植林した部分だけ森林が存在する様がよく分かる。
 
 これだけ大規模に、丘陵を丸裸にしてしまうと、表土も薄れ、草地として牛、羊、馬などを放牧するくらいしか土地利用は難しくなる。

 このあと、タスマニア各地でまるで月面のような荒涼そして索漠とした光景に出会うことになる。


中部の丘陵はユーカリの大伐採により丸裸となっていた
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22


中部の丘陵はユーカリの大伐採により丸裸となっていた
動画撮影:青山貞一 YASHICA ADV-1025HD 2012.2.22

◆タスマニア ~紙に変わる原生林~(グリーンピース)

 印刷用紙やオフィス用紙、新聞用紙など、私たちが日常に使う紙・紙製品は、海外からの資源に多く依存して生産されています。 

 日本は、紙生産の原料である木材チップやパルプを大量輸入する世界有数の国なのです。輸入される大部分は、原生林(注1)から産出されてきています。

 特に、オーストラリアのタスマニア州では、毎年サッカー場9,500個分の面積の原生林を含む森林が破壊的に伐採され、そのうちの90%近くがチップとなって、日本に輸出されてきています。日本で紙や紙製品となり消費されるために、タスマニアの森林生態系が破壊されているのです。

 タスマニア南端の州都、ホバートを出てから約2時間で時間通りロンセストンに到着した。

 ロンセストンはタスマニア第二の都市、人口は98,000人であり、市の南部には飛行場もある。


タスマニア第二の都市、ロンセストン
私たちが宿泊したのは南ロンセストン
出典;グーグルマップ

 下の写真にあるように、歴史的建造物も多く景観にも配慮したなかなかすばらしいまちである。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.2.22

◆ロンセストン(Launceston, Tasmania)

 ロンセストンは、オーストラリア連邦タスマニア州北部の都市。人口は約98,000人。同州北部最大の都市であり、州都ホバートに次ぐ地位を占める。

 北エスク川、南エスク川、タマー川の合流部に位置する。

 連邦の地名の多くがそうである様に、本市もイギリスの地名に因んで名付けられている。本市の名前の由来となったのは、コーンウォール州の"Launceston"である。(注意:イギリスの地名の発音は、「ローンソン」又は「ローンストン」である。)
 
 同市にはロンセストン空港があり、メルボルン、シドニー、ブリスベン、フリンダース島などと結んでいる。

 1806 年にテイマー(Tamar)河口に設立されたこの都市は、小麦と羊毛の取引の中心地であった。時が経つにつれて農民も豊かになり、同時に都市も大きく発展してきた。

 ロンセストンの気候は穏やかで、1月の日中平均気温は摂氏23度、6月は摂氏11.5度(華氏52.5度)となっている。位置は、ホバートから北へ198km(123マイル)である。

出典:Wikipedia

 第二日目の宿泊は、このロンセストンにホテルを予約している。

 ロンセストン到着後、まずは予定していた民間でタスマニア・デビルなど野生生物を飼育しているタスマニア動物園に向かう。

つづく