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立秋の上信越高原を行く十三L
浅間牧場を体感する〜
青山貞一・池田こみち
 2008年8月23日
転載禁


◆立秋の上信越高原を行く 2008.8.7-8.9
 
8.12.-8.14
  @野反湖に再び挑戦  A野反湖の自然景観  B野反湖の高山植物
  Cバラギ湖の自然景観  Dバラギ湖の高山植物 
   E白根山に登る  F弓池畔と湿原を歩く  G浅間大滝を体感する 
   H高原野菜を食べる  I白糸の滝を体感する  J不動の滝を体感する
   K長野原牧場を体感する
◆関連ブログ
  環境総研 北軽井沢研究室周辺の大自然(野反湖)
 
 環境総研 北軽井沢研究室周辺の大自然(白根山)
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 青山貞一:自然・景観と歴史・文化を破壊する八ツ場ダムD
  青山貞一:群馬の満蒙開拓団と長野原高原の牧場


 2008年の8月7日から9日は学部、8月12日から14日は大学院の学生を連れ、青山ゼミの北軽井沢合宿を行った。 ここでは、浅間牧場を紹介したい。

 浅間牧場は浅間山山麓の標高およそ1300mの浅間高原に位置する広大な牧場である。浅間牧場は、実に800ヘクタールという広大な面積を有する群馬県営の牧場である。正式名称は浅間家畜育成牧場といい、浅間牧場では群馬県内の酪農家から乳牛を預かり、放牧、育成している。

 浅間牧場では、全体面積の800ヘクタールのうち18ヘクタールが県民や観光客などに一般開放されており、散策路、あずまやはじめ無料駐車場、トイレ、売店等が整備されている。とくにトイレは立派?である。玄関口だけでなく、要所に綺麗なトイレが整備されており、トレッキング者には大変ありがたい。

 なお、
春から秋にかけて約800頭もの牛が放牧されるが、 あまりにも広いためか牛が一般観光客の目に触れる機会はなかなかない。実際、私たちは今までに4−5回来ているが、牛にはなかなかお目にかかれない。

 高山植物では5月にシャクナゲ、6月にレンゲツツジ、8月にマツムシソウ、9月にリンドウなどが楽しめる。鳥類では、ハヤブサ、ノスリなどの猛禽類が生息している。さらに小動物には、イノシシ、ノリス、ノウサギ、カモシカ、狐などが生息している。

 浅間牧場の頂上からは浅間山麓、白根山麓、さらに北アルプス連峰、谷川連峰などの山と森林しか見えない。理由は、長野県側、群馬県側とjもにこの地では、 木より高い建築物、構造物を建造することが条例などで禁止されているからだ。



浅間山と浅間牧場
出典:グーグルマップより作成


撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10


出典:群馬県の公共牧場について

 以下は国道146号線から入ってすぐの浅間牧場の玄関口にある茶屋。

 ジョッキで飲む牛乳がうまい。その他、ソフトクリーム、かき氷、焼きトウモロコシもおいしい。駐車スペースはかなりあり、無料。茶屋で軽食は食べられる。


牧場の玄関口にある茶屋。売店
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10

 関連リンク
 ※ 浅間家畜育成牧場について   
群馬県の公共牧場について
 ※ 牧場での体験について     ※ 公共牧場とは


8月の浅間山(浅間牧場にて)
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10

 下は2008年5月に浅間牧場で撮影した浅間山。


5月の浅間の雄姿(浅間牧場にて)
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10
 
 天気の関係で浅間山の頂上はよく見えなかったが、この7月に登頂した第一外輪山の黒斑山(2404m)の頂上がよく見えた。


8月の浅間山(浅間牧場にて)。右手のピークが黒斑山、蛇骨岳。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10

 8月中旬ともなると、浅間牧場にもススキが目立つ。まさに立秋を感じる。


浅間牧場にもススキが目立つ。まさに立秋を感じる。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10


夏のコブシ
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10

 下の写真は、2008年5月のゴールデンウィークに撮影したコブシである。


浅間牧場:浅間山とコブシ(2008年5月)
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10




撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10

 今回は、学生達と一緒に、浅間牧場の玄関口から天丸山近くまでトレッキングしたが、往復1時間30分程度で軽装でも問題なく、牧場施設も見れる。


撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10


浅間山を背景に
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10

 
つづく