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商業捕鯨シーズンの正式開始に伴い
日本百頭超のクジラを殺す
Over 100 whales to be killed in Japan
as country starts controversial commercial whaling season 
RT  2021年4月3日

翻訳:青山貞一 Teiichi Aoyama(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2021年4月4
日 公開 


FILE PHOTO. Minke whale being lifted by a crane during the North Pacific research whaling programme at the Kushiro port in Kushiro, Hokkaido prefecture. © AFP / JIJI PRESS

 商業捕鯨シーズンの正式な開始に伴い、数隻のクジラ狩猟船が日本の港から海域に持ち込まれ、今後数ヶ月で120頭のミンククジラを捕獲する予定だ。

 土曜日には、本州東海岸の宮城県に2隻、北の青森県に2隻の計4隻が港から太平洋沿岸に向けて出港し、5隻目の船が合流し、日本の北海道を出港する。共同通信が報じた。

 宮城県捕鯨会社の伊藤信行社長は、「待っているすべての人に新鮮で美味しいクジラを提供したい」と語った。ハンターは120頭のミンククジラを捕鯨することを期待している。

 この種は捕鯨産業の主要な標的だ。約25,000頭の哺乳類が北西太平洋に生息していると推定されている。日本は以前に国際捕鯨委員会(IWC)から撤退した。海洋哺乳類の保護に専念し、2019年7月にクジラ狩猟活動を再開した。

 商業捕鯨は30年以上にわたってIWCによって禁止されている。世界で物議を醸している慣行を許可している国はほとんどなく、日本とノルウェーは巨大な哺乳類の殺害を許可したことで最も批判された国の1つである。

 クジラとイルカ保護慈善団体(WDC)によると、今年初め、ノルウェー政府は1,200頭以上のミンククジラを殺すための青信号を出した。昨年、500頭以上のクジラがその海域で殺されたとWDCは付け加えた。

 クジラの肉に対する需要が減少しているにもかかわらず、地元当局はその消費を「強力に促進」している。土曜日に、ノルウェー政府と欧州委員会への請願が開始され、「クジラの虐殺を終わらせ、ノルウェーのクジラの肉への港を閉鎖する」よう要求された。これまでに300万人近くがこのイニシアチブを支援してきた。