エントランスへはここをクリック   

マスコミの報道
(老人・子供嫌い)について

守 大助

2007年5月25日


 今日は私が子供や老人をどう思っていたかについて話します。

 報道では「子供・老人嫌いで殺人へ」などとされ、法廷でもS主任1人だけ「守は子供や老人を嫌っていた」とマスコミ同様に供述していました。

 しかし、私はその「嫌い」という理由を言ってます。

 それでも子供・老人が嫌いで殺人をするのか考えてほしいです。

 私は子供が好きです。小児科の無い病院でも子供が来ていれば遊び相手をするし、友人や同僚の子供ともよく遊んでました。託児所のある病院では、食事をとりに来る保育士・子供たちに“守ちゃん、守ちゃん”と私が言うのもなんですが人気がありました。託児所の行事にもよく参加してました。北陵でも同僚の子供がCLのレクリエーションや飲会へ子供を連れて来ていました。その時も、私が肩車やおんぶに抱っこと遊んで子供の方が私へ寄って来た。S主任の子供もその一人です!!

 小児科でも子供から寄って来て遊ぶほどです。確かに、あまりに待合室などで大声出したり、走ったりして、具合い悪い患者さんや家族から注意してほしいと言われた時は、その子供に注意したこともあったし、気付いた時は、私からも注意したりしたこともありました。マスコミはどのくらい取材したか不明ですが、1人、2人から“子供が怖がった”“子供が嫌っていた”というのを一方的に流していましたが、子供がそういうことを言っているのは、私から注意されたのを、“怖い、嫌い”となったと思うのです。本当に患者さんの家族がそう思っていたら、同僚や郁子医師に注意されていると思います。私が子供を嫌いなら、遊んだりしないし、無視する。

 本件の4歳男児(FES・OPE)には、手術の日、まだ親も伝えられないんですと泣いてしまってと、私はその子とよく遊んだりしていて、ビデオやおもちゃで何が好きなのかも知っていたので、“眠っている間に仮面ライダー・クウガになれるようになるんだよ”と嘘を言ってしまった。“本当にクウガになれんの、お兄ちゃん”と言われ、“なれるから泣かないでね”などと言って点滴なんかやってしまった。その場にはS主任もいたようで、“守くん、あのくらいの子供は信用しちゃうんだからダメだよ”と注意され、反省しました。私は悪いことを言ってしまったと。(手術してもクウガにされないのは、その場だけのことでなく、手術後にも本人が嘘だと分かり、ガッカリしてしまう。)

 それでクウガになれないけど、それらしくなれるように「変身ベルト」をあげました。看護部会費から少し出してもらおうとしましたが、私が嘘を言ったので、そんなに高い物じゃなかったので自費で購入しました。子供が嫌いならこのようなことしません。

 ある時はFESで1人で入院してた小学高学年(中1かも)が何もすることがないのでどこかに行きたいと。看護婦が連れて行くと言ってたらしいが、休みに用があったりで、ほったらかしていて、私がカラオケと昼食に連れて行きました。少なくとも子供が嫌いなら、このようなことはしません。私が「小児が嫌いだ」と言ったのは、点滴や採血をする時、子供は泣き叫びます。中には母親も一緒に泣くこともある。そういうのを見たり介助してたりすると、そこまで必要なのかと、暴れて元気なのだから大丈夫なんじゃないのかと思ったりして介助してるんです。泣いて暴れて親まで泣く姿は見たくないと。だから「小児“科”は嫌い」と言いました。それをS主任にしろ、マスコミにしろ伝えていない。(小児科の現場を知らないと一方的になってしまう)

 老人についても、私は“排泄介助”が苦手で学生の時からダメでした。どこの病院でもその事を伝えているし、CLでもそうです。当直や休日出勤、人がいない時はちゃんとやっていました。証人として出廷した助手は“守はトイレ介助やらないでいた”と証言していましたが、その助手らは自分で“いいですよ、トイレ介助しますから”と私へ言ってるんです。女性患者もいましたし、男性では嫌という人もいたので、助手にまかせたのもあるが、老人が嫌いとはなりません!現に亡くなった下山さんとはとても仲が良かったのですからね。

 どうして老人が、小児が嫌いだとなるのか、意図的に流す人がいたとしか思えない。

 ちゃんと理由があることを知ってください。

守大助

※一部、個人名を仮名に変えました。