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地元住民らが
エコループ事業学ぶ/山北町


神奈川新聞 
2005/05/09

掲載日:2005.5.16

○エコループ事業については、以下を参照のこと
ゴミ弁連:神奈川県山北町に計画されている
巨大廃棄物処理事業「エコループプロジェクト」関連資料



神奈川新聞(カナコロローカルニュース)

http://www.kanalog.jp/news/local/entry_5968.html
2005/05/09 11:27:51
地元住民らがエコループ事業学ぶ/山北町

 山北町の住民有志で組織する「山北町の環境を考える会」(湯川瀞策代表)は八日、同町山北の町体育館で「エコループプロジェクト」について勉強会を行った。今回で二回目となる会には、町内外から約三百人が参加した。 

 同会では三月十九日に初めて開いた勉強会の後、参加者有志一同でプロジェクトに反対する決議表明を採択している。

 今回の勉強会では、環境総合研究所取締役調査部長の鷹取敦さんや、「たたかう住民とともにゴミ問題の解決をめざす弁護士連絡会(ゴミ弁連 )」の弁護士・岩橋宣隆さん、岩本章冶同町議員、環境を考える会発起人メンバーの瀬戸孝夫さんの四人がパネリストを務めた。

 プロジェクトに反対している岩本議員は「山北町の売り物は自然。エコループには撤退してもらいたい」とあらためて反対を表明。一方、四月中旬から町内六地区で開かれた連合自治会主催の説明会での佐藤精一郎町長について、瀬戸さんは「(事業主体の)エコループセンター社員が参加者からの質問の答えに窮していると、佐藤町長が助け舟を出した。町長は町民側には立っていない」と非難した。

 また鷹取さんは、日本のごみ焼却事情やダイオキシンの危険性などについて説明。プロジェクトの課題として、1:高温焼却による重金属や有害物質の排出2:ごみの減量化が妨げられる3:インフラ施設の整備や分別収集など自治体がセンターの下請けになる-などを挙げた。

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http://www.kanalog.jp/news/local/entry_5997.html
2005/05/09 20:54:57

エコループプロジェクトで町議にアンケート/山北

 山北町議員十八人のうち、現時点で「エコループプロジェクト」に反対なのは四人-。同町の住民有志で組織する「山北町の環境を考える会」(湯川瀞策代表)が行ったアンケートに、町議十七人が返信した。最も多かったのは「(賛否)どちらとも言えない」で八人、五人は「現時点では回答できない」としたが、「プロジェクトに賛成」と答えた議員はいなかった。

 同会では「町民代表の議員の考えを知り、その結果を町民にも公開しよう」(湯川代表)と、十一日に議員全員にアンケートを送付。二十日までに返信するよう求めた。

 「反対」と答えた議員は理由として「(同町が受け入れの前提条件としている)安全・安心が確認できない状態では受け入れられない」「健康、農産物、森林、河川などに被害が出る可能性がある」などを挙げた。

 一方、「どちらとも言えない」と答えた議員は「安全・安心についての確認がまだ不明確」「今までの情報だけでは分からない」などを理由に挙げた。

 また、安全・安心の検証方法については、八人が回答。「中立、公平、公正な第三者機関でチェックする」「センターから提出される資料を専門家に検証してもらうべき」などの意見が寄せられた。

 アンケート結果は、八日に開かれた同会主催の勉強会で、参加者約三百人に配布された。同会発起人メンバーの瀬戸孝夫さんは「のんびりしていたらプロジェクトの作業が進み、ストップできなくなってしまう。態度を表明していない議員は、早急に鮮明にしてほしい」などと述べた。

◇エコループプロジェクトに対するアンケート結果◇

【反対】
 ▽曽我 彬弘
 ▽茂木 猛
 ▽小菅 光雄
 ▽岩本 章冶
【どちらとも言えない】
 ▽野崎 重孝
 ▽牧田 礼二
 ▽本多 雅司
 ▽川村 俊治
 ▽杉本 君雄
 ▽池谷荘次郎
 ▽瀬戸恵津子
 ▽鈴木登志子
【回答保留】
 ▽石田 進二
 ▽池田 謙
 ▽本杉 博是
 ▽湯川 裕司
 ▽佐藤 光男
【返信なし】
 ▽細川 哲郎