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長野県環境保全研究所 就任関連記事

掲載日:2004.4.2

 昨日、田中康夫知事から長野県環境保全研究所長の辞令をもらい、新設された環境保全研究所で65名の研究員らに辞令を交付した。旧自然保護研究所は、長野市の標高1000mを超す山の中腹にある。15ヘクタールの広大な敷地を有する研究所で研究員は15名。他方、衛生公害研究所は県庁から自動車で10分足らず、杏の花が咲く標高約300mの住宅地の一角にある研究所、研究員は約50名である。松本サリンはこの研究所で分析されたと言う。両研究所は車で30分くらいの距離にある。今後、地域から地球まで環境問題の研究、戦略、政策支援に全力を尽くしたい。

信濃毎日新聞 2004.4.2

県の環境保全研 所長青山氏就任


 県の廃棄物に関する条例案のアドバイザーを務める青山貞一・武蔵工業大学教授(57)=東京都品川区=が一日、県の自然保護研究所(長野市北郷)と衛生公害研究所(同市安茂里)を統合し発足した環境保全研究所の所長に就いた。

 田中知事から辞令を受け取った後、青山氏は「研究のための研究ではなく、具体的な施策につながる研究に取り組みたい」と抱負を語った。

 青山氏は1986年、株式会社環境総合研究所(東京都)を設立。昨年4月から同大学教授(環境政策、公共政策論)。青山氏は「数多くの公害訴訟で住民側にたってきた。民間での経験を生かしていきたい」とも話した。

朝日新聞 2004.4.2朝刊

●新たな顔で新年度/官庁、企業など    さっそく幹部席

 県庁では新規採用職員の任用式があり、新規採用の176人のうち、所属長から辞令交付される人などを除く66人が出席。田中康夫知事は「みなさんの身分が60歳まで保証されるのは、きめ細かい気配りで奉仕するためだ」と訓示した。

 「私も今日、採用されました」。三田村順子・県教育次長(54)は、任用式でこうあいさつした。4年任期付きの部課長級として今回採用された11人のうちの1人。任用式では、さっそく県幹部席に座った。

 県廃棄物条例案のアドバイザーを務める青山貞一・武蔵工大教授(57)は、環境保全研究所の初代所長(非常勤)の辞令を受け、「40年近く環境問題をやってきたが、最後のご奉公だ」と抱負を述べた。