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東京の桜をとくとご覧ください

 
 青山貞一

掲載日:2004.4.17

 環境総合研究所は、設立以来、東京都練馬区春日町、新宿区新宿、品川区北品川、港区高輪、品川区東五反田、そして現在の品川区上大崎と6回も移転してきた。

 このうち品川区北品川は江戸時代は「御殿山」、品川区東五反田は「池田山」、さらに両地域の間が「島津山」とよばれいずれも桜の名所だった。御殿山は仙台の伊達藩、池田山は岡山の池田藩、島津山は鹿児島の島津藩の下屋敷があった場所である。現在の事務所がある上大崎は、「御殿山」と「池田山」に近い桜の名所である。

 なかでも品川区北品川の御殿山、港区芝の増上寺、台東区上野、北区の飛鳥山、小金井堤、隅田川堤の桜は江戸の桜の名所だったそうだ。徳川家八代目吉宗以降、江戸の庶民に桜の花見がはじまったされている。環境総研の周りでは、それらに加えて大田区洗足池の桜も有名だ。

 上大崎は目黒川沿いに遊歩道が整備され、その時期となるとたくさんの花見客でにぎわう。とくに環境総合研究所がある目黒雅叙園近くは写真用にすばらしい景観を形成してくれる。


写真右側が環境総合研究所のオフィスがあるマンション雅叙園〜目黒雅叙園