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世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

松前神社

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2018年9月18日公開
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佐渡現地視察総合目次 

 鴻ノ瀬鼻灯台  日蓮・世阿弥到着地  松前神社
 本行寺@  本行寺A  お梅堂  おけやき・本華岩  長松寺


 日蓮が佐渡に到着したあと、最初に二泊三日泊まった寺院である本行寺は、灯台から目と鼻の先に近さにあったが、その前に、松前神社を参拝した。。


出典:グーグルマップ

 以下は、松前神社である。


出典:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


出典:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


出典:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 松前神社を有名にしているのは、新潟県指定 有形文化財の三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)の絵馬などがあるからだ。以下は過去佐渡博物館で開催された三十六歌仙の絵馬展で展示された絵馬である。

 三十六歌仙とは、平安時代中期の歌人 藤原公任が編さんした秀歌撰「三十六人撰」に選ばれた歌人のことです。この中には、かるたでなじみの深い「小倉百人一首」(鎌倉時代に成立)に和歌が選ばれた歌人も多く含まれています。

 三十六歌仙絵馬は、その歌人の人物像と詠んだ和歌を配した額を神社や寺に奉納したものです。佐渡島内に伝わる歌仙絵馬のうち、松前神社の三十六歌仙絵馬を展示します。色鮮やかな人物像・優美な筆致の和歌で彩られた世界をお楽しみください。また「佐渡の美術・工芸」展示も行っていますので、あわせてご覧ください。

 出典:さど観光ナビ



出典:佐渡博物館


出典:佐渡市

◆佐渡博物館企画展

 松前神社に奉納された三十六歌仙の絵馬を展示。佐渡博物館。
 2016年12月18日 07:00

 日蓮聖人が、龍の口法難の後に佐渡に流され着岸したのが松ヶ崎。

 その松ヶ崎にある松前神社(まつさき じんじゃ)には、三十六歌仙の絵馬が奉納されています。

 三十六歌仙とは、平安時代の歌人藤原公任が選定した『三十六人撰』に選ばれた和歌の名手のことで、三十六歌仙絵馬とはそれら歌人の絵と和歌を配した額を神社仏閣に奉納したものです。

 佐渡にも、いくつか残されているようです。

三十六歌仙には

・在原業平(ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれないに水くくるとは)
・柿本人麻呂(あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む)
・小野小町(花の色はうつりにけりないたづらに 我が身世にふるながめせしまに)
・猿丸大夫(奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ秋はかなしき)
など、百人一首に選ばれた歌人も多くみられます。

出典・佐渡博物館




出典:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


つづく