テーマ:フローレ          
 Alternative Media
E-wave Tokyo
青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
無断転載禁 Since March 2004
ちいさくてもキラリと光る持続可能な社会の姿を求め
 春まだあさい南イタリアのアマルフィ海岸を行く!
 イタリア  【世界紀行】
       Sud Italia in primavera, andare in Costiera Amalfitana                  
フローレ(Furore)   アマルフィ ラヴェッロ  フローレ ポジターノ カントーネ ソレント サンタニェーロ ポンペイ

 フローレ それはアマルフィとポジターノをつなぐ歴史ある約800人の小さなむら
Source:Wikipedia Italia

南イタリアのかつての海洋都市国家 探訪計画



 フローレ(Furore)は、ポジターノからアマルフィに行く途中あるいはアマルフィからポジターノに行く途中、必ず通過する橋一帯の小さなまちである。

 そのフローレは、イタリア・カンパニア州サレルノ県のコムーネの一つ。 海抜 250 m、面積わずか1平方km、人口は810人である。


ソレント半島・アマルフィ海岸 Sorrento Pen. & Amrlfi Coast
フローレはアマルフィ海岸のちょうど真ん中そしてポジターノとアマルフィの真ん中にある!

 今ではアマルフィ、ポジターノ、ラヴェッロなど、アマルフィ海岸のまちに到達するために橋を使用するだけであるが、イタリアの美しくちいさなまちのひとつとして有名である。

 静寂で自然でままの小さな港の近くには漁師の小さな家がある。ここには青魚の'ナッサエビ'とめずらしい"Pezzogna"イカがある。その昔、このフローレのフィオルド(Fiordo)はソレントからアマルフィに行く途中、すべての旅行者のための船の寄港地だった。


海側から見たフローレ
Source:http://www.hotelolimpico.com/downfurore.htm

●イタリアのコムーネ

 中世、近世にあって、イタリアに存在した自治都市の都市共同体が存在しコムーネと呼ばれた。

 自治都市コムーネは都市の有力市民、地区やギルドの代表によって運営され、都市とその郊外農村地域を統治していた。現代イタリアのコムーネ自治は自治都市の伝統を基礎としているといわれる。

 行政学的にはイタリアには日本のような市町村の区別は行政上はない。250万人のローマも100万人を超すナポリも、他方バローロのような1,000人以下のむらもコムーネ(Comune)である。いわば日本の基礎自治体に近い。

 この点はフランスのコミューンと同様である。コムーネの代表(首長)は、シンダコ(sindaco)と呼ばれる。


人口約800人のフローレむらの全景。写真右側にアーチの橋が見える
Source:Wikipedia Italia
 
 ローマ時代、ローマ人グループがカプリ島からアマルフィ海岸沿いをさまよい、フローレのフィオルド(Fiordo)から切り立ったアマルフィ海岸に入り、その崖の上を最初の入植地としたとされている。上の写真の右下にアーチの橋が見える


フローレの入口 Source:Wikipedia Italia


Il famoso Fiordo di Furore(イタリア語)

Source:http://www.dailymotion.com/video/x46433_il-famoso-fiordo-di-furore_fun 


 
ポジターノからアマルフィに行く途中にあるフローレ(Furore)の入口
アーチ型の橋の上を路線バスが通る。右はその上から撮った写真

          
フローレ付近は崖が険しく、路線バスや車は断崖絶壁にへばりつく道路や橋を走る
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


 下はフローレむらにある2つの教会。

   
CHURCH OF SAN GIACOMO CHURCH OF SAN MICHELE
Source:http://www.romantichideaway.it/furore__chiesa_di_sant'elia.htm





■"エメラルドの洞窟"(The Grotta dello Smeraldo)

 アマルフィとポジターノの中間でアマルフィ海岸に突き出た海の洞窟、"エメラルドの洞窟"(The Grotta dello Smeraldo)である。ここはフローレではなく、コンカ・デイ・マリーニという村に属する。

 The Grotta dello Smeraldo鮮やかな青エメラルドの光が差し込んでいるの洞窟世界的にもめずらしいものであるこの洞窟は自然洞窟の中でも、ユニークな光を放っている。表面積海抜24メートル洞窟の上で45× 32メートルある有名なの洞窟とは異なりカプリ島西へマイルThe Grotta dello Smeraldo水線の上に自然の出口を持っている。

 外界
への唯一の開口部水面のすぐ下にある。開口部を通って洞窟入った太陽の日光は、The Grotta dello Smeraldo特有エメラルドの輝き与える。


The Grotta dello Smeraldo

 
このThe Grotta dello Smeraldoは、1932年ルイジBuoncoreという名前の漁師によって発見された。 The Grotta dello Smeraldoには、アマルフィ海岸に沿った幹線道路からアクセスが可能である。道路沿いに小さな駐車場がある。

 正式の番地は  Conca dei Marini, Amalfi, Italy.
 位置は、アマルフィから5km、ポジターノからも数kmの位置
 アクセスは、海からはボート、陸からはバス、自動車で可能。ボートツアーはアマルフィの浜辺の桟橋から定期船また要望に応じて出ている。車は小さな駐車場に置けそこからエレベータでThe Grotta dello Smeraldoに下りることができる。

■"エメラルドの洞窟"(The Grotta dello Smeraldo)

 コンカ・デイ・マリーニの入り江にある洞窟。海の下で外界とつながっている穴があり、そこから光が入り、洞窟内の水がエメラルドグリーンに光輝く。国道からは、入り口にあるエレベータを使って洞窟の入り口まで降り、洞窟に入ったら約20人乗りの船で、ゆっくりと洞窟内を一周してくれる。洞窟内は石灰を多く含む地質が生み出した、鍾乳洞で鍾乳石の形が**に似ている〜など、船頭さんのトークが炸裂する。船のオールでバシャバシャと水をはたき、「こんなに水がエメラルドだよ〜」と見せてくれ、最後には国営放送局が寄贈した海底に沈んだキリスト生誕の人形がでてくる。
★エメラルドの洞窟:入場料5.00ユーロ
★営業時間:09:30〜16:00(通年営業)


ローレとアマルフィの中間点のアマルフィ海岸にあるコンカ・デイ・マリーニ
ここが"エメラルドの洞窟"(The Grotta dello Smeraldo)の入口となる
Cape Conca and the area of the entrance to the grotto
Source:Wikipedia Italia


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10

以下の動画の最初の部分で フローレと"エメラルドの洞窟"(The Grotta dello Smeraldo)が見れる!


YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=s3UjKWEly24&feature=player_embedded 



フローレ、ラヴェッロの上空からソレント半島の先端(カントーネ)を見た立体図
ソレント半島の左側がアマルフィ海岸。半島の右側にソレントがある。
急峻な断崖絶壁の地形にフローレ、ポジターノなどのまちがへばりついていることが分かる。

アマルフィ海岸現地調査計画

ソレント半島・アマルフィ海岸主要図 Sorrento Pen. & Amrlfi Coast


ソレント半島・アマルフィ海岸全図 Sorrento Pen. & Amrlfi Coast

アマルフィ海岸現地調査計画
すでに実行分 2008.2  計画 2011.3予定 
Naples Bay ポンペイ
Pompei
ソレント サンタニェーロ 25751
Sorrento  Sant' Angello
16536  8421
アジェ-ロラ ラヴェッロ
Agerola Ravello
7348 2508
ファロ カントーネ サンピエトロ ポジターノ プライアーノ フローレ コンカ・ディ
マリーニ
アマルフィ アトラーニ  ミノーリ マイオリ  チェ・ターラ ヴィエトリ
Faro Cantone San Pietro Positano Praiano Furore Conca dei
Marini
Amalfi Atrani Minori Maiori CeTara Vietri サレルノ
1640 3882 1915 810 697 5428 965 3023 5740 2357 8543 Salerno
Tyrrhenian Sea 138188
()内は人口、出典 http://campania.indettaglio.it/eng/province/sa/la_provincia_di_salerno.html


次へ(ポジターノ)

アマルフィ  ラヴェッロ  フローレ  ポジターノ  カントーネ  ソレント  サンタニェーロ  ポンペイ

<関連論考>
●特集:南イタリア紀行 アマルフィ海岸 2008年2月   イタリア
青山貞一:南イタリア紀行  @ローマでそしてナポリで、しばし呆然
青山貞一:南イタリア紀行  A絶壁、絶景のアマルフィ海岸を行く
青山貞一:南イタリア紀行  B紺碧の空と海、絵画のようなアマルフィ
青山貞一:南イタリア紀行  Cアマルフィ大聖堂と広場
青山貞一:南イタリア紀行  Dアマルフィの市民生活
青山貞一:南イタリア紀行  Eワグナーが愛した天空の楽園、ラベッロ
青山貞一:南イタリア紀行  Fラベッロから夕暮れのアマルフィへ、そして夕日
青山貞一:南イタリア紀行  G夕闇迫るポジターノ
●南イタリア紀行: ソレントとその周辺  イタリア
青山貞一:南イタリア紀行 @ソレントでフェラーリ
青山貞一:南イタリア紀行 Aソレントから見たヴェスヴィオ
青山貞一:南イタリア紀行 Bソレントの夕日
青山貞一:南イタリア紀行 Cサンタニェーロからソレントへ
青山貞一:南イタリア紀行 D秀逸なソレントの伝統工芸
青山貞一:南イタリア紀行 Eソレントの歴史文化魅力の源泉
青山貞一:南イタリア紀行 Fソレント半島西端のカントーネ
●南イタリア紀行:カントーネ  イタリア
青山貞一・池田こみち: 春浅い南イタリア・ソレント半島カントーネを行く
●南イタリア紀行: ポンペイ  イタリア
青山貞一:南イタリア紀行 @ポンペイ遺跡探訪 ソレントからポンペイへ
青山貞一:南イタリア紀行 Aポンペイ遺跡探訪 バジリカ・フォロ
青山貞一:南イタリア紀行 Bポンペイ遺跡探訪 生活・富裕家のフラスコ画
青山貞一:南イタリア紀行 Cポンペイ遺跡探訪 闘技場・大体育場・娼館
青山貞一:南イタリア紀行 Dポンペイ遺跡探訪 街路計画・排水路
青山貞一:南イタリア紀行 Eポンペイ遺跡探訪 秘儀荘
青山貞一:南イタリア紀行 Fポンペイ遺跡探訪 人体レリーフ
●南イタリアの「にゃん」と「わん」   イタリア
青山貞一:南イタリアの「にゃん」と「わん」 Bサンタニェーロ・ソレント
青山貞一:南イタリアの「にゃん」と「わん」 Cアマルフィ・ラヴェロ
青山貞一:南イタリアの「にゃん」と「わん」 Dネラーノ・カントーネ
●特集:円高を大いに生かし世界を旅しよう!
青山貞一:円高を大いに生かし世界を旅しよう (1)円高は悪なのか?
青山貞一:円高を大いに生かし世界を旅しよう (2)ホテル代
青山貞一:円高を大いに生かし世界を旅しよう (3)航空運賃
青山貞一:円高を大いに生かし世界を旅しよう (4)現地物価
青山貞一:円高を大いに生かし世界を旅しよう (5)安くないパッケージツアー
青山貞一:円高を大いに生かし世界を旅しよう (6)自分流ツアー実例(バルト3国+北欧2国)