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株式会社 環境総合研究所
 技術・業務提携先

カナダマクサム社
Maxxam Analytics Inc.
新ラボ紹介


2005年9月更新

本ホームページの著作権はMaxxam社及び環境総合研究所(東京都品川区)にあります。
文章、写真の無断転載を禁じます。


新たなPCB類、PBDEの分析サービス


 株式会社環境総合研究所は、1998年以来、カナダのオンタリオ州トロント郊外のミシソガ及びバーリントンにある国際的分析機関、マクサム社(Maxxam Analyticd Inc.)との技術・業務提携のもと、米国環境保護庁(EPA)及びカナダ環境省の分析法、精度管理、精度保証に準拠した国際標準の分析サービスを提供しております。

 そのマクサム社は1968年に設立、カナダ国内や米国各州の認証はもとより、多くの国際認証認証をもつカナダ、最大随一、北米有数の民間分析機関です。現在、世界14ヶ所にラボ、8ヶ所にサービスセンターをもち、従業員数1200人、そのうち環境分析系が800名、工業分析系が240名、食品分析系が120名、その他が90名となっています。

 マクサム社は現在、ダイオキシン類など超微量分析を行うためのHRGC/HRMS(超高解像度ガスクロマトグラフィー・マススペクトグラム)を9台有しており、そのうち7台のHRGC/HRMSがバーリントン研究所にあります。通常のGC/MSは全研究所で100台以上、その他LC/MS/MSなど高度な分析機器を多数所有しています。

 2004年実績でマクサム社は、カナダ環境省、米国環境省、各種州・市政府はじめ民間から7000以上の物質項目、270万サンプルの分析を年間を通じ84カ国から受注しています。そのなかには、ダイオキシン類、PBDE、PCBはじめ重金属類、多環芳香族炭化水素(PAHs)、NMDA、農薬・除草剤、揮発性、半揮発性化学物質、環境ホルモン物質、食品栄養素などの分析で、27年以上の実績を有しています。 

 
 この度、2005年9月、環境総合研究所長(青山貞一)、副所長(池田こみち)、調査部長(鷹取敦)が移転後の新マクサム(本社研究所及びバーリントン研究所)を訪問し、さらなる業務、技術提携について議論してきました。以下は、訪問時に撮影したマクサムの最新の研究施設概要です。

 なお、新マクサムの組織構成、経営戦略、分析研究業務内容等については、近々、ご報告する予定です。

マクサム本社(カナダ・オンタリオ州トロント郊外)
オンタリオ州トロント郊外のミシソガ高速401号線近くにあるマクサム本社
マクサム本社にて サンプル受付処理
左から池田(環境総研副所長)、エド(バーリントン研究所)、テリー(ミシソガ研究所分析部門長)
100台近くのGC/MS、LC/MS/MS等の分析機器が並ぶメイン分析機器ホール
ダイオキシン分析など超微量分析を行うバーリントン研究所
ダイオキシン等超微量分析専門のバーリントン研究所にて
松葉ダイオキシンの共同研究者、ブランコ・ブラジック氏と
HRGC/HRMSについて議論する池田、エド、ブランコ
環境総合研究所の松葉に含まれるダイオキシン調査のHRGC/HRMSで計測する直前の検体
マクサムに最初に導入されたHRGC/HRMS

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 写真は青山貞一、鷹取敦が現地で撮影