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御社オフィス、オンライン等でデモを実施します。
使い勝手、疑問点、サポート内容をご確認いただけます。
御社の用途に合わせたご提案を行います。
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Super シリーズ共通の特徴
- 使いやすさ:シリーズ共通の操作性、地図を表示してマウスで座標指定、作業効率化のための様々な工夫
- サポート:実践的な導入時研修、丁寧迅速なサポート、開発者・プロの実務者による質問対応・アドバイス・調査
- 最新のソフトウェア:迅速な最新モデル対応、ユーザー要望を取り入れた日常的な改良
- 費用対効果:業務の効率化・コスト削減に高いコストパフォーマンス、5年間無料サポート・バージョンアップ版提供
- 教育効果:熟練の実務者から実務初心者まで丁寧なサポートにより実務レベルの向上
- 導入実績:環境アセスメント実施機関、ゼネコン、騒音対策関連、機械メーカー、行政、大学等に多数の導入
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Super NOISE(W)とは
風力発電の立地に関わる自主アセス、環境影響評価等の主要な予測項目である騒音・低周波騒音、景観(定量評価)、日影(シャドーフリッカーを含む)を1つのソフトウェアで行える統合ソフトウェアです。
風力発電の標準モデル、国際モデルに対応し、国内外の標準的な予測・評価をわかりやすい簡単な操作で実施できます。
複雑な地形を簡単な作業で作成し、短時間でデータを構築できるので、地域や立地位置、風車の規模や数を変更して何度でも予測シミュレーションを実施可能です。
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騒音・低周波音
1基からウィンドファームまで風力発電の風車から以下のモデルを用いた騒音、低周波音の予測を行います。
- NEDOマニュアル(風力発電のための環境影響評価マニュアル 第2版)、
小規模風力発電事業のための環境アセスメントガイドブック:以下を考慮した予測モデル
- 距離減衰
- 大気吸収減衰: 0.005dB/mの方法、ISO9613-1の方法
- ASJ CN-Model:ASJ CN-Model の式を組み合わせることで上記に加え次の要素を考慮できます。
- 地形:回折減衰、予測点高さの考慮
- 遮音壁:複数遮音壁の回折減衰、反射(鏡面反射、吸音率考慮)、透過する騒音(透過損失考慮)
- ISO9613-2:ISO(国際標準化機構)の騒音の屋外伝搬予測式で以下を考慮できます。
- 距離減衰
- 地表面の影響:硬い、多孔質、混合、影響無しを地盤係数として任意の範囲に設定可能)
- 地形:伝搬高さ、回折減衰、予測点高さの考慮
- 遮音壁:複数遮音壁の回折減衰、反射(反射率、吸音率を考慮)
- 大気吸収減衰:ISO9613-1の方法
- ISO9613-1(JIS Z 8738):気温、水蒸気のモル濃度、大気圧から周波数毎の空気吸収を計算
- 対象周波数(各モデル共通):
以下のように異なる周波数の想定で予測を行えます。
- 指定周波数:
- 低周波音:1〜200Hz(1/3オクターブ間隔)
- 騒音:31.5〜8000Hz(1/1オクターブ間隔)
- 騒音(A特性):
- 1/1オクターブ(31.5〜8000Hz)
- 1/3オクターブ(25〜10,000Hz)
- 低周波音(G特性、F特性※):
- 1/3オクターブ(1〜200Hzから選択)
※地点別予測でF特性のCSV出力
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複数の風車の騒音予測の例(カラーメッシュ)

複数の風車の騒音予測の例(コンター)

複数の風車の騒音予測の例(3次元表示) |
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選択肢 |
対象周波数 [Hz] |
A特性 |
31.5 |
63 |
125 |
250 |
500 |
1,000 |
2,000 |
4,000 |
8,000 |
特定周波数 |
◎:自由に選択可能 |
− |
A特性補正有り |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
◎ |
選択肢 |
対象周波数 [Hz] |
A特性 |
25 |
31.5 |
40 |
50 |
63 |
80 |
・・・略・・・ |
3,150 |
4,000 |
5,000 |
6,300 |
8,000 |
10,000 |
A特性補正値
(1/3オクターブバンド) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
◎ |
選択肢 |
低周波音対象周波数 [Hz] |
G特性 |
1 |
1.25 |
1.6 |
2 |
2.5 |
3.15 |
・・・略・・・ |
63 |
80 |
100 |
125 |
160 |
200 |
特定周波数 |
◎:自由に選択可能 |
− |
F特性 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
◎ |
○:計算される周波数、◎:計算、出力される周波数
※F特性音圧レベル出力対応
※100, 125, 160, 200HzはG特性の対象ではありませんが、計算を求められることがあるため、これらを含めて計算できるようにいたしました。 |
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景観(定量評価)
以下の3種類の方法で定量的な景観予測を行います。一般には可視・不可視領域、垂直見込角が用いられています。
- 可視・不可視領域(可視風車数):地形を考慮して風車が見える範囲(可視領域)、複数の風車がある場合には見える風車の数を地図上に表示。地点毎に見えている風車一覧をCSV出力できます。
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- 垂直見込角:風車が見える大きさの景観へのインパクトの評価。一番大きく見える風車が視野に占める垂直方向の見込角を計算。
- 水平視野角:垂直見込み角と同様に風車の見える大きさの評価ですが、ブレードが回転する円の横幅が視野に占める角度(視野角)を全風車について合算し、総合的なインパクトを評価できます。
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可視領域の例(見える風車の数による色分け)

可視領域の3次元表示例

風車の設定画面
座標、風車の寸法、騒音予測関連データ等の設定 |
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垂直見込み角の例

垂直見込み角の3次元表示例

垂直見込み角のコンター表示例 |
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日影・シャドーフリッカー
- 日影・シャドーフリッカー:
- 日影:ブレードが回転する円、タワー、ローターによってできる影を予測
- シャドーフリッカー:ブレードの影が回転し地上でチラチラと光が反転する現象、ストレス・不快感を生じさせる(ブレードが回転する円による影を予測)
風車静止時は影響が無いため稼働率を考慮
年間の気象データ(1時間値、10分値)を用いてブレードの向き、稼働状況を考慮した予測も可能
- 年間時間・日最大時間:
- 年間時間:1年間(あるいは指定した期間)を通じた日影・シャドーフリッカーの合計時間
- 日最大時間:1年間(あるいは指定した期間)のうち、1日毎の日影・シャドーフリッカーがかかる時間の最大値(一番影響が大きい日の時間)

年間日影時間予測の例

日最大日影時間予測の例 |
- 対象期間・時刻等の指定:
- 開始日・終了日:通年、冬至、夏至、春分・秋分の日、指定した期間を対象とできる
- 開始時刻・終了時刻:24時間、指定した時間帯を対象にでききる
- 計算間隔の指定:計算対象日、時間の間隔を変更し計算の正確さと計算時間のバランスを調整できる
- 太陽高度角下限値:地平線近くの建物、地形の影響の考慮して一定高度以下を対象外とする(日の出直後、日没直前の時間帯の除外)
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冬至1日の日影図(1時間刻み)の例 |
- 緯度経度の考慮:
- 地形作成時に設定した緯度経度を用いて年間を通じた太陽の時間毎の位置、高さを計算
- 影の形状の想定:
- ローター面は太陽に対して垂直(影の範囲が最大になる向き)を想定(風向による向きの考慮対応予定)
- タワーおよびナセルのみの日影の計算も可能です。
- 地形の考慮:
- 風車の高さにおける地形の考慮
- 地形による(影がおちる地面の高さによる)影の形状への影響の考慮
- 地形によって影が出来る範囲には風車の影ができないため除外
- 到達限界距離指定:
- 風車から離れると影は薄くなっていきます。影が到達する最大距離を指定することもできます。

数値地図(標高)から作成した地形データ表示例 |
- 各国の指針値・日本の指針値による評価:
- シャドーフリッカー・影がかかる年間合計時間が30時間/年を超えないこと(ドイツ、英国、デンマーク、カナダ)
- シャドーフリッカー・影がかかる1日の時間の年間最大値が30分/日を超えないこと(ドイツ、英国、デンマーク)
- 日本の指針による方法が可能:
- 1時間又は30分毎の日影図の作成
- 1時間日影から5時間日影までを1時間又は30分毎の等時間日影図の作成
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予測対象範囲
以下の3通りの受音点を対象に予測を行えます。
- 平面予測:背景に設定した地図画像の範囲の地形を作成し、騒音、景観、日影等を予測します。
計算結果はカラーメッシュ、コンター、距離減衰グラフ、3次元で表示できます。
距離減衰の勾配グラフでは、地形がある場合には同じ位置の地形の縦断勾配を表示することも出来ます。
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- 断面予測:地面から高さ方向の予測を行います。
平面予測範囲上にマウスで指定した位置、任意の高さまでの鉛直方向の断面を対象として騒音レベルの分布を予測します。
計算結果はカラーメッシュ、コンター(線のみ、塗りつぶし)、3次元で表示できます。
- 地点予測: 平面予測範囲上にマウスで指定した複数地点(高さは数値で入力)を対象として騒音、景観、日影等を予測し、一覧として示します。
計算の途中過程、詳細な内訳、分析のための数値を出力することもできます。
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地形データ
- 標高データ:以下のデータから複雑な地形を容易に作成し、騒音・景観・日影予測に用いることができます。
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地形の範囲と背景に使用する地図画像の範囲は、マウスで等高線の位置を合わせた後、ワンクリックで一致させることができます。
風車高さ、予測地点高さへの考慮、景観予測では地形による遮蔽、騒音予測では回折減衰、日影等予測では緯度経度等を考慮して太陽の高さを計算します。 |
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予測結果表示
予測結果は、騒音の分布が直感的に分かりやすいカラーメッシュ、環境アセス等で一般的に用いられるコンター(等騒音レベル線のみと線の間を色で塗りつぶしたものの2通り)、プレゼンテーション効果の高い3次元表示、グラフ、地点別結果などで表示できます。
カラーメッシュの色、間隔、コンターの色、間隔、太さ、数字の有無、数字の大きさなどは自由に変更できます。 |
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地形がある場合には等高線をデータ入力画面、予測結果等に任意の間隔で表示できます。
色数の増加、グラデーション設定も簡単に行えます。
メッシュ、コンター画像はコピー&ペーストや、JPEGファイルへ出力し報告書に掲載したり、コンターをDXFファイルに出力しCAD等で活用したりすることもできます。
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騒音勾配グラフの例

標高勾配(地形)グラフの例 |
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複数の風車の騒音予測の例(コンター塗りつぶし) |
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便利な諸機能
実務を効率的に行うための様々な機能があります。以下はその一例です。
ユーザーからの要望にも対応して常に改良、機能の拡充を行っています。
- 背景地図の表示:データ作成時、結果表示時に画像データおよび線画の地図を表示できます。地図画像の範囲に予測範囲、地形の範囲を簡単に合わせることができます。
- 背景地図と地形・計算範囲の自動設定:表示した地図画像と作成する地形および計算範囲の位置、範囲を簡単に設定できます。
- 等高線の表示:地形を設定した場合には、データ作成時、結果表示時に任意の間隔で等高線を表示できます。
- マウスドラッグによる座標の移動:マウスドラッグにより簡単に風車、壁面、計算地点等を移動することができます。
- 地形の変更:多角形指定による任意の範囲の地形の変更をNOISE(W)上から行うことができます。
- カーソル位置の予測結果表示:画面上でマウスカーソルを動かすだけで、平面計算結果よりマウスカーソルに近い格子点の騒音、景観、日影等の予測結果を表示します。
- 計算対象除外範囲の設定:遠方など計算が不要な範囲を設定し計算時間を短縮できます。
- 複数の座標系:予測範囲の原点からの距離、平面直角座標系(公共座標系・19座標系)、緯度経度を切り替えて、入力、表示できます。
- データベース:周波数毎のパワーレベル、吸音率、透過損失を登録して簡単に呼び出せます。追加、編集、検索が可能です。
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- 遮音壁高さの検討:対象計算地点(複数可)と対象遮音壁、目標騒音レベルを指定するだけで、必要な遮音壁の高さを自動的に求めることができます。(遮音壁の幅についても検討可能)
- 風車毎の寄与レベルの出力:複数の風車がある場合、騒音、景観、日影等の複数の予測点それぞれに対する寄与の一覧を出力することができます。日影、シャドーフリッカーについては、風車毎の影響時間、影響時刻等、詳細な内訳を出力できます。
- 計算過程の出力: 風車のパワーレベル、伝搬距離と距離減衰、回折点の座標と行路差、それによる回折減衰等、音源−受音点毎の計算過程を可能な限り出力することが出来ます。
- ISO9613-1による空気吸収減衰条件検討: 気温、湿度、気圧をスライダで変更し、周波数毎および対象音源のA特性における減衰量を簡単に検討できます。
- 日影・シャドーフリッカーの詳細分析:時間毎、風車毎、予測地点毎の詳細な影響時間一覧CSVにより、どの風車がどの予測地点に対して、いつどれくらいの影響を与えるか検討することができます。
- 日影・シャドーフリッカーのアニメーション表示:日影、シャドーフリッカーの動きをアニメーション表示で影が動く様子を表示しプレゼンテーション、説明会等で活用できます。
アニメーション表示は全てJPEGファイルとして保存でき、特定の日時の状況を確認できます。
- Super NOISE(P)(工場・事業所・建設工事騒音予測)、Super NOISE(H)(道路交通騒音予測)との相互活用:Super NISE(P)、Super NOISE(H)で予測した結果を直接読み込んで騒音レベルを重合できます。複合的な音源からの影響予測が行えます。
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応用分野の例
- 構想段階、計画段階の配置検討、
- 環境影響評価、自主アセスメント、
- 近隣地域への説明など各段階で活用できます
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データ数等
- メッシュ数: 制限なし(通常300×300以上)
- メッシュ間隔: 任意に設定(1m未満〜数百m等)
- 対象空間規模: 制限なし
- 風車・壁面数: 制限なし
- 風車・壁面座標: 0.1m単位、マウス、数値入力
原点からの座標、直角座標系(公共座標系・19座標系)、緯度経度
動作環境
- OS: Windows 10、Windows 11
- ストレージ(HDD, SSD)、主記憶(RAM):一般的にOSが推奨する程度で使用可能です。
- USBポート:ライセンス用にUSBの空きポートが1つ必要です。
サポート体制
- 導入時研修:ユーザーのオフィスあるいはオンラインで導入時研修を行います(追加費用はかかりません)。
予定されている業務がある場合にはそれを対象とすることで業務が効率的、確実に進みます。
- サポート期間:導入時より5年間のサポートおよび最新版の提供を行います。
開発技術者が操作方法、パラメータやモデルの考え方等に到るまで幅広く業務を支援いたします。
- 最新モデル対応・機能改良:日常的にソフトウェアの改良を行っております。
最新モデルへの対応も迅速に行っています。
- ユーザーの要望対応:ユーザーからの要望により機能や予測モデルの追加・改良を行っております。原則として追加費用はいただいておりません。
- 定期的なバージョンアップ版の提供:サポート期間中はバージョンアップのあった月(ほぼ毎月)は更新の内容をお知らせし、最新版を提供しています。
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デモのご案内
- 御社のオフィスあるいはオンラインでソフトウェアをご覧いただきながらご説明し、ご質問等にお答えいたします。また、想定されている業務のご相談にも対応しております。
- デモには費用はいただいておりません。北海道から沖縄までご希望の場合には日程調整を行いますので、下記の問い合わせ先まで御連絡ください。
御購入のご案内
- ご不明の点、ご希望等ございましたらお問い合わせください。
- 御依頼いただければ価格表をメールいたします。また見積書を作成いたします。
- 複数システムの同時購入、複数ライセンスの購入には割引がございます。
計算サービスのご案内
■ 高度で迅速な計算業務に対応いたします
- Super NOISE(W)を用いて、単一風車からウィンドファームまで計算サービスに対応いたします。
- ソフトウェアの購入の予算的、時間的な余裕が無い場合、納期に余裕が無い場合、Super NOISE(W)を用いた出力を実際の業務で見たい場合等にご利用ください。
■ 見積を御依頼ください
- 計算対象範囲、風車位置等が分かる図面(PDF)、予測項目等、報告書作成の要否(結果だけでいいか、報告書形式での納品が必要か)および納期等をお知らせください。
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■お問い合わせ先■
株式会社 環境総合研究所
〒152-0033 東京都目黒区大岡山1-31-9-401 TEL 03-6421-4610 FAX 03-6421-4611
連絡先メールアドレス:office@eritokyo.jp(担当:鷹取)
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