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日本と中国の歴史をひも解くシリーズ

日本の女性への残虐行為と性的奴隷制度
日军残害妇女的暴行与性奴隶制度
新華社  2015年8月24日

中国語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2021年12月23日
 

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本文

  北京8月24日新華社】 対日戦争勝利から70年が過ぎたが、国家の傷はまだむき出しであり、人々の心に残った傷はまだ癒されていない。

 最も辛い点は、間違いなく中国人女性に対する残虐行為と日本の性奴隷制度である。 抵抗戦争中に日本兵が中国人女性に行った凶悪な犯罪は、第二次世界大戦の最も醜く、最も汚く、最も暗いページでもあるといえるだろう。 今日に至るまで、日本の一部の政治家はしばしば「人身売買は残虐行為の代償である」という「曖昧な」発言をし、この犯罪をより一層醜悪なものにしている。

  エンゲルスはかつて、「誰も歴史に立ち向かうことはできない、なぜなら歴史は絶対的な力だからだ」と言った。 そう、事実は目に見える形でそこにある。

 1937年11月、日本軍が蘇州を占領したとき、彼らは1320人の中国人女性を強姦し、そのうち230人以上を大きな中庭に追いやり、将校たちによって集団で強姦された。

 12月21日、日本軍の司令部が「移動自由」を宣言すると、さらに1000人以上の女性が日本軍の将校や兵士に強姦された。 中国との戦争が拡大するにつれて、性的残虐行為の数も増えていった。

  中国女性に対する強姦犯罪は、南京でピークに達した。当時、南京にいた欧米人は、日記や写真、映像を使って、日本軍の蛮行をリアルタイムで記録した。 南京で虐待された女性の数は概算で8万人以上、そのうち6万5千人が殺害されたという。

 東京裁判では、南京占領後の6週間だけで2万件の強姦が行われたことが確認されている。 日本の退役軍人、岡本謙三は、「強姦(レイプ)も噂ではなく、本当でした......上官は、そんなことをしたら、その場で女性を殺せと言っていました」と回想している。

 最も残忍なものなど存在せず、より残忍なものがあるだけだ。 どこにでもある強姦以上に凶悪なのが、日本の慰安婦制度である。 「中国人女性を「慰安婦」として使えば、敗戦で悔しい思いをした兵士たちの心を癒すことができる。」

  そのような政治的な目的のために、侵略してきた日本軍は大量の慰安所を設置し、中国人女性を日本軍の性奴隷として働かせたのである。 この行為は、組織的、計画的で最も残忍な戦争犯罪であり、人道主義に対する重大な違反である。

 日本軍は、強制略奪、不正徴用、女性兵士の拉致監禁によって慰安婦を獲得した。 第二次世界大戦で日本軍の性奴隷となった女性は、中国、朝鮮半島、東南アジア各地、日本、そして少数のアジアの白人女性など、世界各地から少なくとも40万人にのぼる。

 1990年代以降、日本軍が女性を強制的に性奴隷として徴用した犯罪は、国際社会から広く注目されるようになった。 人権擁護の立場から、中国、韓国の被害者は、日本を含む各国の正義の人々とともに、日本政府に対して正義の要求を行い、国連人権委員会の支持を受けてきた。

【編集部:范雲波
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