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サンクトペテルブルク、7月2日に
「ドストエフスキーの日」を開催
ОБЩЕСТВО
ВСанкт-Петербурге 2 июля
отметят День Достоевского

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ロシア語翻訳青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年7月2日
祝典 サンクトペテルブルク フョードル・ドストエフスキー
写真:タス/ロマン・ピメノフ
2022年7月2日 02:07

本文

 今週土曜日(7月2日)、サンクトペテルブルクは13回目の「ドストエフスキー・デー」を迎えます。美術館や劇場の見学、作家の作品の年表に沿った散策コースなど、盛りだくさんの内容となっている。

 「ドストエフスキーはロシア国民をロシア世界に開いた」。

 哲学者パヴェル・フォーキンが語る「呪われた質問」、六大小説、そしてフョードル・ミハイロヴィチの頭の中で起こっていたこととは?

 ドストエフスキー博物館では、12:00から15:00まで、ボランティアによるサンクトペテルブルクの作家の生涯や作品創作の歴史についての解説や、作家とその英雄の運命にまつわる講演を無料で行っています、と同館は述べている。

 また、小説「罪と罰」を題材にしたホラージャンルの大道芸を企画します。12:15と14:00の2回、美術館入口(5/2 Kuznechny Lane)で上映されます。

 作家の名を冠した博物館のほか、ロシア博物館、泉の家のアンナ・アフマートヴァ博物館、全ロシアのアレクサンドル・プーシキン博物館、ミハイロフスキー城、さらに市内の劇場や図書館などが参加した。

 この日は、小説『罪と罰』の舞台となった7月の暑い時期にちなんで、偶然に選ばれたわけではない。

 6月初旬、プスコフでは「プーシキン詩とロシア文化の日」が開催され、ロシア文学の古典であるフョードル・ドストエフスキー、ニコライ・ゴーゴリ、アレクサンドル・プーシキンの4メートルのパペットによる対話型プログラムが観客に紹介された。


<参考:ドフトエフスキー