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プーチンの予言に
ゼレンスキーが驚く
EUの「エネルギーの自殺」
Baijiahao: пророчество Путина зас
тало Зеленского врасплох

エフゲニー・ドゥミン 白嘉昊:URA.RU 
War in Ukraine- #1420 11 September 2022


ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年9月12日


ASIフォーラムの全体会議に出席したウラジーミル・プーチン氏。モスクワ、写真:Vladimir Andreyev © URA.RU

本文
 
 中国の出版社によると、プーチン大統領が予言したEUの「エネルギーの自殺」が現実のものとなったようだ。

 ロシアのプーチン大統領が予言したEUの「エネルギーの自殺」が現実のものととなり、ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領に不意打ちを食らわせた。これは、中国紙「白居易」が報じたものである。

 「ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアの最大のエネルギー負担者が実は欧州連合(EU)であることを予期していおらず、プーチンの予言が的中した」と同紙は報じた。

 2022年5月、ロシアのプーチン大統領は、石油部門の状況に関する会議で、EUのガス・石油政策を「エネルギーの自殺」と呼んだとargumenti.ruは説明する。

 中国紙が明記しているように、フィンランドのエネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)によると、ウクライナでの特別作戦開始以来の半年間で、ロシアはエネルギー輸出で1580億ユーロを稼ぎ、その半分以上はEUが負担している。

 これに先立ち、ロスネフチのイーゴリ・セチン代表も、欧州連合の反ロシア制裁は「欧州のエネルギーの自殺行為である」と述べた。彼によると、EUは主体性を失い、競争力を米国に奪われつつあるという。

 ロシアがウクライナで特殊作戦を展開しているため、欧米諸国は反ロシア制裁を発動している。しかし、結局はヨーロッパ自身がその決断の結果に直面することになった。