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露ザハロワ外務報道官
米国生物学研究所の
犯罪的職務怠慢を斬る

Sputnik日本語 War in Ukraine #1908  11 Nov 2022

独立系メディア E-wave Tokyo 2022年11月11


2022年11月10日, 19:30 (更新: 2022年11月10日, 19:32) 生物学研究所 - Sputnik 日本, 1920, 10.11.2022 © AP Photo / Jane Barlow

本文

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は、米国の生物学研究所の職員らが危険性が極めて高い病原体をぞんざいに扱っているとして、その粗略な態度を「死を招く、負け知らずのくじ引き」と非難した。

 ザハロワ報道官はSNSのテレグラム上の自身のチャンネルで米The Intercept誌の調査に言及。

 The Interceptの調査によって、米国の生物学研究所では過去20年の間に夥しい数の極めて深刻な事態が発生していたことが明らかになった。

 毒性や感染性が最強クラスで、ヒトあるいは動物に生死に関わる重篤な病気を起こす病原体が保管されているバイオセーフティーレベル4(BSL-4)指定の建物内でさえ、米国の研究者らは封じ込め基準に違反していた。


生物災害 - Sputnik 日本, 1920, 20.09.2022

ドンバスの解放を賭けた特殊軍事作戦


 露国防省、ウクライナにおける生物兵器に関する米国の活動についての事実を提示 9月20日, 02:16

 ザハロワ報道官はこれについて、次のようにコメントしている。
「こうした犯罪的な職務怠慢が米国領域の生物学研究所で直に横行しているのであれば、他国における病原体の保管の実態になぞ、

 米国人研究者らは気にもかけていないはずだ。何等かの漏洩が生じたなら、(もちろん、科学的な目的に限定されるだろうが)外部でモニタリングを行い、その後さらに被害者らに治療薬を売るための格好の機会になる。負け知らずのくじ引きだ。死を招く」

 これより前、ロシア国防省はウクライナ領域に米国防総省のプログラムに沿って作業を行う生物学研究所のネットワークが存在すると発表している。

◆露国防省、ウクライナにおける生物兵器に関する米国の活動についての事実を提示
 2022年9月20日, 02:16 (更新: 2022年9月20日, 20:51)
生物災害 - Sputnik 日本, 1920, 20.09.2022

© 写真 : Fotolia / Victor Moussa

 ロシア国防省は、9月5日から9日、ジュネーブで行われた生物・有毒兵器禁止条約締約国会議の中で、ロシアの主導により、米国とウクライナによる条約第1条と第4条の違反に関する会議が実施された際に、ロシア側が提示したウクライナにおける米国の軍事・生物学的活動の物的証拠に対して、いかなる代表団もその信憑性について疑いを抱かなかったことを明らかにした。

 ロシア軍の放射線・化学・生物学防護部隊を率いるイーゴリ・キリロフ中将が発表した。

 「ロシア国防省が以前発表した実際の文書のコピーと、ウクライナ領内における軍事・生物学的プログラムに関する活動の遂行を確認する物的証拠が、審議に付すために会合の参加者たちに渡された」

 またキリロフ氏によると、米代表団はウクライナで生活が豊かではない市民や精神病院の患者を対象に生物学的研究を行っていたことを認めた。
「この問題の議論の際に、米代表団はそのような事実を認めたが、一方、病原性生体材料のサンプルが米国へ渡されたのは『かなりまれだった』と指摘した」

 キリロフ氏はまた、ウクライナ保安庁、ウクライナ農業政策・食料省、ウクライナ国家獣医局の代表者で構成された部門間委員会が2013年にウクライナにおける米国防脅威削減局(DTRA)のプロジェクトを縮小しようとしたが、ウクライナは米国の圧力に 抵抗することができず、譲歩したと伝えた。

 ジュネーブで米国とウクライナは、ウクライナにおける軍事・生物学的活動に関する文書を緊急廃棄した理由についての質問に答えなかった。またウクライナ代表団は、メチニコフ防疫研究所における危険な生物学的薬剤の不当な量の保管についての質問を無視したという。


◆新型コロナウイルス 米国 新型コロナに関連するウイルス研究の詳細開示を妨害 =ランセット誌 9月16日, 00:50


新型コロナ - Sputnik 日本, 1920, 16.09.2022

 米国とウクライナによる生物及び毒素兵器の禁止に関する条約の第1条と第4条の違反を受けて、ジュネーブで9月5日から9日まで、生物兵器禁止条約(BWC)締約国会合が開かれた。ロシアが会合の開催を提案した。