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ロシア大統領府(クレムリン)
ケルソン撤退後もロシアの一部
であることに変わりはない

Kherson remains part of Russia,
despite withdrawal – Kremlin

RT War in Ukraine #1913  11 Nov 2022

翻訳青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年11月12

ファイル写真. ケルソン近郊のロシア軍兵士。© Sputnik/Konstantin Mikhalchevsky

リード文

 ロシア軍がドニエプル川を越えて再展開する中、この地域の法的地位は不変であるとドミトリー・ペスコフが述べた。ケルソンは撤退してもロシアの一部である-クレムリン

本文

 モスクワは、ケルソンからのロシア軍の撤退は、この地域の法的地位には何の影響もないと主張。理由は、先月、国民投票の結果、正式にロシアに編入されたからだ。

 金曜に記者会見したクレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、「ケルソン地域は依然としてロシア連邦の一部であり、この地位は法的に確定し定義されており、この地位に変更を加えることはできない」と述べた。

 ロシア国防省は、ロシア軍が金曜、人員、武器、車両の損失を被ることなく、ドニエプル川左岸への再展開を完了したと発表した後、彼がコメントを発表。

 同省はまた、キーウ軍が砲撃で市民の移動を妨害しようとしたにもかかわらず、退去を希望するすべての住民にも支援が提供され、安全に川を渡ることができたと指摘。

 今週初め、・ショイグ・ロシア国防相は、不必要な死者を避け、より強固な防衛態勢をとるため、ロシア軍に州都ケルソンから撤退するよう命じた。軍当局が「困難」と評したこの決定により、同市はキーウ軍による占領にさらされることになった。

 ケルソン州は先月、住民投票の結果、ドネツク州、ルガンスク州、ザポリージャ州とともに正式にロシアの一部となった。キーウはこの投票を「見せかけ」と呼び、ウクライナの正当な領土と見なすすべての土地が奪われるまで戦い続けることを約束している。