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プーチンが欧米に警告を発した
Putin issues warning to West
GT War in Ukraine -#424 April 5, 2022

翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)

 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年4月6日

ロシア指導者、海外における自国資産の差し押さえに対応しプーチンが欧米に警告を発した。ロシア大統領 ウラジーミル・プーチン © Sputnik/Mikhail Klimentyev

本文

 ロシアのプーチン大統領は、西側諸国が海外にある自国の財産の差し押さえを提案していることに対し、政府の会合で、資産の国有化は諸刃の武器であると主張した。

 「すでに一部の政府関係者からは、わが国の資産の国有化の可能性について発表があったようだ。これは非常に大きな意味を持つ。これは諸刃の武器であることを忘れてはならない」と警告を発した。

 プーチン大統領は、ロシアのガス大手ガスプロムへの圧力強化など、外国のパートナーが導入した「粗野で非市場的な措置」の結果、世界のエネルギー圏の状況は著しく悪化していると指摘した。

 プーチン大統領は、欧州諸国が「経済とエネルギーにおける自国の過ちの責任をロシアに転嫁しようとしている」と非難した。

 先週木曜日、大統領は、モスクワに制裁を加えた国々に対し、今後、ガスの代金をルーブルで支払うよう求める法令に署名した。

 クレムリンは、これに適応しないことはエネルギーの終焉を意味すると警告しており、当時は、「無料で」提供することはないと発言していた。モスクワは、ドルやユーロが 「取り上げられる」可能性があるため、自国通貨に切り替えるしかなかったと主張している。

 これに先立ち、火曜日にはドイツが「緊急に必要だった」としてロシアのガスプロムの現地支店の所有権を取得したと発表し、先週には英国政府が同社の現地小売部門の国有化を計画していることがブルームバーグによって明らかにされた。