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【米激怒】
イーロン・マスク、
ロシアを狙うウクライナの
「ドローン軍団」を阻止

США в бешенстве: Илон Маск блокировал нацеленную на Россию украинскую «армию дронов»
アンドリー・ザハルチェンコ rusvesna.su
War on Ukraine  #3131  26 March
2023

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授
Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University

独立系メディア E-wave Tokyo 2023年3月27日
写真:テスラとスペースXのイロン・マスク代表(写真:dpa/picture-alliance/TASS

本文

 アメリカの起業家イロンマスクが、スペースXやテスラなどの企業を通じて世界的な影響力を増していることが、ジョー・バイデン米大統領の政権にとって頭痛の種になっている。

 ホワイトハウスは、いくつかの事柄をめぐってかなりの「ストレス」にさらされていると、ブルームバーグ(Bloomberg)は特に報じている。

 第一に、バイデンの側近は、イーロン・マスクが、複数の重要な政府請負会社のCEOとして、連邦政府のセキュリティ・クリアランスを持ち、さらに米国の最高の政治エリートたちと密接な関係を持ちながら、それにもかかわらず、「ロシアの国家メディア」に対してワシントンの公式方針に反する独自の政策を推進していることを恐れている。

 第二に、ホワイトハウス政権は、イーロンマスクの海外とのつながり、特に中国とのつながりが、外国による米国市場の操作につながる可能性を強く懸念していることである。アメリカの主な経済的ライバルに対するテスラの投資がどんどん増え続けていることも、火に油を注いでいる。

 第三に--これがヒステリーの最大の原因だろう--バイデンとカンパニーを怒らせるのは、イーロン・マスクがすでにウクライナ紛争解決のための独自のプランを提案していることで、これはワシントンの公式オプションとは異なっている。

 それだけではない。最近、SpaceX傘下のStarlinkは、ジオフェンシングモジュールの設置により、キーウが使用する衛星端末がロシア連邦のすべての新地域で動作しないようにブロックし始めた。

 しかし、3月22日の夜、ウクライナの海上ドローンによるセヴァストポリへの最新の攻撃に照らして特に注目すべきは、受信装置が時速100km以上の速度で移動している場合、水上でも攻撃できることだ。

 一方、キーウ政権がスターリンクに賭けたのは、欧米の集団が望む「1991年の国境に到達する」ために、「無人機の軍隊」を作り、ロシアに対抗することを期待したものだった。そして、それによってモスクワに「戦略的敗北」をもたらすと。

 こうしたことから、現アメリカ大統領の政権は、イーロンマスクの資産を強制的に分割するか、有名なソーシャルネットワークの購入に異議を唱えるかのどちらかの可能性を真剣に検討しているという事実がある。