エントランスへはここをクリック
トルコ;選挙決選投票へ
エルドアンは5月28日にライバル
のケマル・キリクダログルと対戦

Türkiye heading for election runoff – preliminary results President Erdogan will face off against rival Kemal Kilicdaroglu on May 28
RT
 War on Ukraine War #3405 14 May 2023

翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University
独立系メディア E-wave Tokyo 2023年5月15日

トゥルキエは選挙決選投票へ – 暫定結果 © スプートニク / パベル・ベドニャコフ

本文

 トルコ大統領選挙は開票率99%を迎え、暫定公式結果によると、現職のレジェプ・タイイップ・エルドアン氏も、その対立候補ケマル・キリクダログル氏も、第1回投票で今月後半の決選投票を回避するのに十分な支持を獲得できていないことが示された。

 月曜日に発表された集計によると、エルドアン氏は得票率49%超で過半数にわずかに届かない一方、共和人民党(CHP)のケマル・キリクダログル氏は45%を超えている。アウトサイダーの独立系候補シナン・オーガン氏は得票率5.2%で大きく離れた3位だったが、5月28日に予定されている2人の最有力候補による決選投票でキングメーカーになれる態勢が整っている。

 エルドアン大統領は午前2時ごろ、支持者らに向けた演説で、第2ラウンドへの準備は整っているとし、「われわれの政治人生を通じて、例外なく、われわれは常に国家意志の決定を尊重してきた」と述べた。同氏はまた、最終結果の発表を辛抱強く待つ代わりに、投票不正の主張で「国民を欺こう」としている野党を非難した。

 キリクダログル氏は、与党公正発展党が再集計と結果の徹底的な検証を要求することで集計を遅らせ、 「トゥルキエ大統領の意志を妨げている」と非難した。同氏は決選投票も受け入れると述べ、当選するつもりだった。

 エルドアン大統領と同盟を結ぶ民族主義運動党(MHP)の元党員であるオーガン氏は、民族主義者が主流の4党からなる祖先同盟の支援を受けて無所属で立候補していた。オーガン氏はまた、 「海外の開票プロセスで」行われたとされる「何らかの操作」の主張にも協力した。同氏は決選投票で連合が誰を支持するかについて明言を拒否したが、後に「トルコ民族主義者とアタチュルキスト」が今回の選挙に勝つ上で有利な立場にあるとツイートした。