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元英空軍航空副司令官
ロシアはウクライナに供与の
F16など一夜で破壊
Sputnik 日本
War in Ukraine
#3694 20 June 2023

独立系メディア E-wave Tokyo 2023年6月21日
2023年6月18日, 03:36 F16 - Sputnik 日本, 1920, 18.06.2023 © Sputnik / Alexander Kovalev

本文

 元英空軍航空副司令官の軍事アナリストのショーン・ベル氏はスカイニュース(英国)からのインタビューに答えた中で、西側諸国がウクライナにF16戦闘機を供与した場合、ロシアは一夜にしてそれを破壊すると述べた。

 ベル氏は、ウクライナが欲しいのは近代的な空軍であって、ロシアの最新戦闘機に対抗できないような「中古の航空戦隊」ではないと主張している。

 「ロシア空軍であれば、大した数でもない旧弊なF-16戦闘機など破壊できるだろうし、それによってウクライナにようやく芽生えたばかりの空域ポテンシャルをほぼ一夜にして破壊し、ロシア軍を鼓舞できるだろう」

 ウクライナはここ数カ月、西側にF16戦闘機の供与を要求している。ウクライナ国防省は、1991年の独立当時の国境に到達するためには48機が必要と主張している。これに対して米国とNATO諸国はパイロットの養成開始は約束したが、F16の具体的な納期は示していない。

  ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はこれより前、ウクライナ上空にF16機が出現した場合はロシア軍はこれに対する答えを出すと明言している。