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 新たなコーラン焚書:
アルジェ、スウェーデンと
デンマークの大使を召喚

Nouveaux autodafés du Coran: Alger convoque les ambassadeurs de la Suède et du Danemark
Sputnik Africa

War in Ukraine #3887 24 July 2023


フランス語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)

Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University

独立系メディア E-wave Tokyo 2023年7月25日

トルコ、イスタンブールの1867年に遡るコーラン - スプートニク・アフリカ、1920、2023年7月24日 CC BY-SA 2.0 /野町和良/ オープニングコラン

本文

 今週月曜日、7月24日、アルジェのデンマークとスウェーデンの大使がアルジェリア外務省に呼び、コペンハーゲンとストックホルムでのコーラン焚きという新たな行為を受けて断固とした抗議が行われた。

 アルジェリア外務省は、それぞれの国でイスラム教徒の聖典を燃やす新たな行為があったとして、7月24日にヴァネッサ・ベガ・サエンツ駐アルジェデンマーク大使とビョルン・ヘグマルクスウェーデン王国臨時代理大使を召還したと発表した。

 アルジェリア外交は公式ツイッターアカウントで、「コペンハーゲンとストックホルムで度重なるコーランの焼き討ちと冒涜事件を考慮し、アルジェリア外務省[ルンディ、NDLR]は本日、デンマーク王国大使とスウェーデン王国暫定担当大使をアルジェに連れて行き、抗議の意を表明した」と述べた。

 同省は、世界中のイスラム教徒の神殿に影響を与え、彼らの感情を侮辱する国際法のあらゆる規範に反するこのような行為に対して断固とした抗議を発表したと発表した。

 アルジェリア外交もまた、両国当局に対し「将来同様の行為を防止するために必要な措置を講じるよう求めた。コーランの焼却は憎悪を煽るだけであり、イスラム恐怖症の蔓延の一因となる」と強調した。

新しいコーラン焚刑法

 これに先立ち、7月24日月曜日、抗議活動参加者のグループがコペンハーゲンのイラク大使館の外でコーランのコピーを燃やした。ロイター通信によると、この行為は7月21日にも同じ場所でイスラム教徒の聖典を焼き払った超過激派グループ「デンマーク・パトリオッツ」が主張したものだという。

 7月19日、スウェーデン当局は7月20日にストックホルムで行われた同様の行為を再度許可した。すでに6月末にストックホルムでイスラム教の聖典を踏みつけ、放火した「アラム系キリスト教徒」のイラク難民は、今度はコーランの別のコピーとイラク国旗を燃やすつもりだった。メディア報道によると、男性は最終的に聖書を蹴ったが、放火はしなかったという。

 7月20日夜、バグダッドのスウェーデン大使館は、この新たな行動を承認するというストックホルムの決定に不満を抱いたデモ参加者らに襲撃された。その後、イラク政府はスウェーデン大使を追放した。